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狼と香辛料 23 Spring Log 6 電撃文庫

Isuna Hasekura

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049139426
ISBN 10 : 4049139421
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
文倉十 ,  

Content Description

 年代記に語り継がれるほどの活躍で、借金に悩むサロニアを救った賢狼ホロと元行商人のロレンス。その御礼の代わりにと、二人に贈られたのは、誰もがうらやむ貴族特権だった。
 身に余る報酬に浮かれているロレンスを尻目に、どこかきな臭さを覚えるホロとエルサ……。そして、特権で譲り受ける土地を調べに行くと、そこは大蛇の伝説が残る、いわくつきの土地で!?
 さらに、いざ、夏の山へ! ロレンス一家のピクニックを描いた『狼と実りの夏』に加え、新たな友人と旧友の別れを描く書き下ろし短編『狼と夜明けの色』も収録。
 賢狼と元行商人の幸せであり続ける物語、第6弾!

【著者紹介】
支倉凍砂 : 1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    年代記に語り継がれるほどの活躍で、借金に悩むサロニアを救った賢狼ホロと元行商人ロレンス。その御礼の代わりにと誰もがうらやむ貴族特権が二人に贈られる第六弾。身に余る報酬に浮かれているロレンスを尻目に、どこかきな臭さを覚えるホロとエルサ。マグリブ地方ラーデン司教領での困惑、夏の山へ行くロレンス一家のピクニック、譲り受けた土地の大蛇の伝説、新たな友人と旧友の別れ。確実に年齢を積み重ねて、いずれやって来る寂しさや悲しさも受け止められるくらいには、今が幸せなんだろうなと感じさせる二人の関係がなかなか良かったですね。

  • オセロ

    【KU】作者さん23冊目。 領民からは司教になってほしいけれどなりたくないと意地を張る領主のことをホロだから分かる複雑な心境は考えさせられるものがあった一方で、エルサ視点で語られるロレンスが与えられた莫大な富の裏をエルサの故郷の伝承に絡めながら解き明かす展開はとても面白く、新たな地へと向かうラストはワクワクしますね。

  • イシカミハサミ

    スプリングログも6冊目。 ホロの過去も思い出させるエピソード 「狼と宝石の海」 まだコルとミューリがニョッヒラにいたころ、 ロレンスの心配の種が現実味を帯びるエピソード 「狼と実りの夏」 今日も今日とていつもの2人 「狼とかつての猟犬のため息」 今日も今日とていつもの2人《その後》 「狼と夜明けの色」

  • Comit

    Audible〜Springlog第6弾。前巻に続き、エルサとともに街に滞在し、困り事の解決に一役買うことになるロレンス。それを見守るホロもいい(*´艸`)3つの連なる短編と幕間話の4篇。ロレンスもエルサも親になったんだなぁとつくづく思う。幸せな時間が約束された物語。こちらも心が温まる。Audibleでシリーズ全巻ナレーションを担当している安國 愛菜さん、聴いていて心地よい声•*¨*•.¸¸♬︎

  • ぶなぶな

    サロニアの町に留まった二人は司教を巡る話や譲り受けた土地の伝説を探り、そして出立する。一話ごとの満足度が高い水準で安定していて本当に良い。心情面にも踏み込むからこそ導き出せるロレンスの解決策は、いつもどこかでホロへの思いやりに繋がっていて、その温かさが柔らかく沁みる。それに応えるホロもまた。ロレンスがそばにいるから、寂しさも悲しさも併せ呑んで楽しいのだと言う。生きていることのすべてを楽しめるのかもと言う。そこには『幸せであり続ける物語』の手がかりがあるような気がして、でも矛盾している気もして、難しかった。

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