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新装版 マンガ日本の歴史 1 秦・漢帝国と邪馬台国 中公文庫

Ishinomori Shotaro

User Review :4.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122069435
ISBN 10 : 4122069432
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan

Content Description

水稲耕作の伝来とともに弥生文化が栄えゆき、やがて中国の統一王朝・後漢に朝貢した倭の奴国王は、光武帝から金印を授かる。弥生時代後期の「倭国」が大乱から統合へと向かいゆく有様と、邪馬台国の実相に迫りつつ、弥生文化が日本列島各地域に定着していく過程を描く。

目次 : 序章 後漢王朝へ、倭の奴国より…/ 第1章 稲作文化、海を渡って日本列島へ/ 第2章 自然を征服する人々の歓びと怖れ/ 第3章 百余国の王と民衆/ 間章 卑弥呼/ 第4章 倭国の大乱/ 第5章 親魏倭王・卑弥呼/ 第6章 卑弥呼よ、永遠に

【著者紹介】
石ノ森章太郎 : 1938年(昭和13)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)など多数。1998年(平成10)1月死去。2008年、ギネス・ワールド・レコーズから「一人の著者によって出版された最多コミックの記録」として世界記録の認定を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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巨匠石ノ森先生が描き切った日本史が文庫で...

投稿日:2021/07/23 (金)

巨匠石ノ森先生が描き切った日本史が文庫で再刊。元の初版が平成なりたての頃なので、古代史研究が進んだいまとなってはキャプションの記述に古さは見えるけれども、マンガとしてはそこまで気にするほどでもないかな、と思われる。福岡の金印に関しては、周辺諸民族に銅・銀とランク付けされていたのを今更ながらにし知った。

ニグンノテイオー さん | 沖縄県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    マンガ シリーズ27の1 脂の乗り切った時期の作(でも私が好きなのはもっと前のだけど) まあ、ぼちぼち読んでいこうかな、と

  • 剛腕伝説

    縄文時代末期、水稲栽培が渡来しムラ社会が発達した。しかし、ムラ同士の諍いが絶えず、倭国は乱れ大乱となる。そこで統一国王として邪馬台国の卑弥呼が任命される。卑弥呼は大いなるカリスマ性で倭国を治める。魏の国(曹操)と交流を図り倭国統治を、万全なものにしていく。 この時代の日本史には興味を惹かれなかったが、読んでみると結構面白かった。

  • よっしー

    縄文、弥生時代から邪馬台国まで。魏志倭人伝を元に、当時の風俗なども描かれていて面白い。文章だけの本よりマンガの方がわかりやすいこともあるので、サラッと読むにはとても良い内容。古くから中国・朝鮮に広く見られ日本の八咫烏にも痕跡を残している火烏(かう)という鳥が登場するが、「火の鳥」のようで興味深い。

  • Kyohei Matsumoto

    日本の歴史の本がちょうど新装版で漫画になるということで、購入してみた。2022年6月まで発刊され続けるらしい。長期戦になる。日本の歴史の卑弥呼や邪馬台国の話は結局事実がどうだったのかもよくわからないから、ある意味で創作になっていくことは容易に想像がつくが、やはり過去の文化や習慣は関心が高い。神がかりや霊的な話、占いや呪の考え方が今の科学の代わりだったんだろう。自然を秩序づける見方をつけるというか。そういう生活的なところまで、やはりマンガは再現しやすいように思う。こういう歴史に関するものには向いている。

  • kentaro mori

    なるほどと思ったのは、自然を破壊したり、動物の命をいただく、その初めから罪の意識があり、その意識から神への祈りがうまれた、という箇所。原罪。

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