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奇蹟のピアニスト フジコ・ヘミングの言葉 (仮)

Ingrid Fuzjko Hemming

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575319088
ISBN 10 : 4575319082
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2024年4月21日にピアニストのフジコ・ヘミングさんが永眠されました。幼い頃から才能を発揮し、高く評価されていたにもかかわらず、不遇の時代をすごしてきた天才ピアニスト。激動の時代を乗り越え、ピアノとともに壮絶な人生を歩んできたフジコさん。彼女が語った多くの言葉はたくさんの人の気持ちを楽にさせ、励ます、優しくて強いメッセージばかりです。本書では、写真とともにフジコ・ヘミングさんを振り返り、彼女の残した言葉に焦点をあてました。

【著者紹介】
フジコ・ヘミング : ピアニスト大月投網子とスウェーデン人の画家、建築家ゲオルギー・ヘミング・フリッツ・ジョスタの間にベルリンで生まれる。幼少期に帰国。青山学院高等部在学中にコンサート・デビューを果たす。東京藝術大学を経て、ドイツに留学。ウィーンでの演奏会の直前に風邪が原因で両耳の聴力を失う(のちに左耳が約40%回復)。1996年、母親の死を機に帰国。1999年、テレビのドキュメンタリー番組をきっかけに一躍、時の人となり、デビューCD『奇蹟のカンパネラ』は200万枚を超える大ヒットとなる。「日本ゴールドディスク大賞」など各賞を受賞。2024年4月21日に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • zig / A Reading man

    読了。今年四月に逝去されたピアニスト、フジコ・ヘミングさんの言葉を集めた本。彼女の演奏はCDでしか聞いたことがないけれど、トロイ・メライがすごく好きだった。国籍不明で渡航できなかったり、一週間も碌に食べられない時期があってもひたむきに生きてきたことが綴られている。しかも耳が不自由で、唯一の左耳まで聴力が40%までになってしまう事態に陥っても「死のうとは思わなかった」という言葉があり、命には非常に真摯な気持ちで対していたのかもしれない。ピアノを演奏することに人生を賭けた、と過言ではなく評される人。

  • るな

    今年4月に亡くなったフジコ・ヘミングの言葉を集めたもの。フジコさんは25年前にNHKが番組で取り上げたことがきっかけで注目を浴びるようなった異色のピアニスト。追悼再上映という形で先日「フジコ・ヘミングの時間」というドキュメンタリー映画を観た。本書は、その補完的な意味合いをもつ内容になっている。つまり、彼女の人生観や価値観が語られており、演奏だけではなく、苦難を糧とする、そのしなやかな生き方も共感を呼んだことが分かる。

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