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約40年前に制作された激重要＆貴重作品が世界初CD化！ レゲエ／ダブの初期作品であるだけではなく、その歴史に輝く説明不要の激名盤再発！

本作は1972年に現在のVP RECORDSの前身のRANDY'S RECORDSで制作されたダブ・アルバム。当時ダブは7インチ（シングル・レコード）のB面にA面のインスト・ヴァージョンとして収録されるのがほとんどだったが、インストではなくダブ処理を施した作品をキング・タビーらが制作することで、ダブは独立した音楽として認知されるようになった。その当時に最初のダブ・アルバムとしてリリースされたとも言われるのが本作である。当時は500枚だけLPとしてプレスされたと言われている。

その初期ダブ・アルバムとしての重要・貴重性に加えて、内容の素晴らしさから、現在も高い人気と評価を獲得しているレゲエの歴史的名盤。同時期のリー・ペリー＆キング・タビーの『Black Board Jungle Dub』などと並ぶ傑作としてコア・レゲエ・ファンでは知られた作品。

本作が制作されるきっかけとなったのはオーガスタス・パブロの「Java」のダブ「Java Dub」がヒットしたことで、その「Java Dub」をメインに、ヘプトーンズの「My Guiding Star」のダブ「Guiding Dub」、デニス・ブラウンのヒット曲「Cheater」のダブ「Cheating Dub」、ロイド・パークスの「Ordinary Man」のダブ「Oridinary Version Dub」などを収録。

プロデュースはクライヴ・チン。録音は当時キングストンのダウンタウン、ノース・パレード17番地に在ったRANDY'S RECORDSの2階の「スタジオ17」。レーベルはRANDY'S RECORDSが運営した〈IMPACT!〉。バンドはスカタライツのメンバーであったトミー・マクックほか、オーガスタス・パブロ、ロイド・パークス、アール”チナ”スミス、タイロン・ドウニー、アストン”ファミリー・マン”バレットらによるRANDY'S RECORDSの専属バンド、インパクト・オールスターズ。そして、エンジニアは後に〈JOE GIBBS〉でも活躍する“ET”ことエロール・トンプソン。