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Bowed Spaces : Patricia Kopatchinskaja(Vn)Nicolas Altstaedt(Vc)Munchener Kammerorchester, SWR Experimentalstudio

Illes, Marton (1975-)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALPHA1221
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


イレシュ、コパチンスカヤ、アルトシュテット
3人の前衛精神が共鳴する作品集


ハンガリー出身の作曲家マルトン・イレシュ(マールトン・イレーシュ)の近作を掘り下げたアルバム。人間の精神や身体的プロセスによるコミュニケーションを、音階や和声の伝統から解放された根源的な音響へと翻訳しようという試みで、一部のタイトルはハンガリー語を元に作曲者が独自の解釈や造語を用いて付けています。
 コパチンスカヤのために2020年に作曲されたヴァイオリン協奏曲『Vont-ter(空間での振動する身振り)』は、極めて抽象的で高難度な要求が連続する作品で、伝統的な甘美で豊かな弦の響きはほとんど聴かれません。弦楽合奏のために書かれた『Rajzok I(凝視の強さ)』は24の弦楽器全てを異なる四分音に調律するという「トータル・スコルダトゥーラ」を用いた実験的作品。チェロ協奏曲『Sirt-ter(涙に満ちた場所、といった造語)』はチェロを美しく歌わせるのではなく、「うめき、叫び、あるいはヒステリックに吠える」ようにすることで、人間の痛みを伝える声楽的な性質を引き出すことを意図しています。ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのための『3つのスケッチ(skEtch)』は「有機的なものに奉仕するエレクトロニクス」というテーマで、ライヴ・エレクトロニクスの使用によってアコースティック楽器の能力を増強する試み。こういった野心的な実験精神と、コパチンスカヤとアルトシュテットの感性が共鳴し、唯一無二の作品世界を作り上げています。(輸入元情報)

【収録情報】
イレシュ:

1. Vont-ter〜ヴァイオリンと室内管弦楽のために
2. skEtch 1〜ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのために
3. Rajzok I〜弦楽合奏のために
4. skEtch 2〜ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのために
5. Sirt-ter〜チェロと室内管弦楽のために
6. skEtch 3〜ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのために

 パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン:1,2,4,6)
 ニコラ・アルトシュテット(チェロ:5)
 ミュンヘン室内管弦楽団(1,3,5)
 クレメンス・シュルト(指揮:1,3)
 バス・ウィーヘルス(指揮:5

 南西ドイツ放送エクスペリメンタル・スタジオ(2,4,6)

 録音時期:2021〜2024年
 録音場所:ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ1&フライブルク、南西ドイツ放送スタジオ、シュロスベルクザール
 録音方式:ステレオ(デジタル)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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