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ザ・ジャグル 5 汝と共に平和のあらんことを

Ichiro Sakaki

User Review :2.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150310172
ISBN 10 : 4150310173
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Content Description

「民衆に『“平和”の実在』という大嘘を、百年かかってでも信じ込ませる。それが我々の仕事だ」戦争以外の人生を知らぬジェイド、戦争のために作られたラウラ、我が子の医療費を稼ぐバレン、裏切りに傷つくジョルジュ、復讐に失敗したブリジット、記憶を失ったグリゼルダ、子どもたちの未来を夢見たフィリップ―彼らの信念を試すかのように、ジークルーネは遂にオフィールへ最大の陰謀を仕掛ける。人気シリーズ最終巻。

【著者紹介】
榊一郎 : 1969年生まれ、大阪大学法学部卒。自称「軽小説屋」。『ドラゴンズ・ウィル』で第九回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞し、デビュー。アニメーション原案・シリーズ構成・脚本の仕事を多数てがけている。また、創作集団イメイジング・フォレストを主宰し原作提供等を行うなど、幅広い創作活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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私は本シリーズで作者の作品を初めて読んだ...

投稿日:2013/08/15 (木)

私は本シリーズで作者の作品を初めて読んだのであるが、本シリーズを読む限り、作者は、かなりシステマチックに文章を綴っているのではなかろうか?という印象を私は持った。本シリーズは連作ともいうような内容ではあるが、そこはともかく、文章の書き方として、作品のために拵えた設定を字数埋めのために書いているのではなかろうか?と思われるシーンが多々見受けられたからである。もちろんそれらの設定が作品で描きたいテーマないし読者に切に伝えたいことと表裏一体であるのであればいいのだが、この分量的におそらくそうではないだろう、と私はあたりをつけた。で、そのあたりは的中で、設定描写について特に本腰を入れず斜め読みで飛ばして読んでみても、とくに話は私の頭の中では破綻せず、また、本書の最後まで読みきったときにその斜め読みした部分を振り返ってみても、別に不都合はなにひとつ無かったからである。もちろん、こういう読み方は作者の望むところではないかもしれないが、しかし、それでも読めたのが本書であった。

emanon さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まつじん

    ・・・ハッピーエンドでした。”思い"そして"続ける"コト、です。汝と共に平和のあらんことを・・・

  • tomite

    ラストバトルをうまく一冊にまとめられている。しかし、主人公たちより、印象に残ったのは、コンピューターウイルスを作った女性と、敵のジークルーネの戦争に対する考え方かなぁ。「人間は戦争を止めれない、人類共通の敵がいても、またお互い殺しあう。人類の敵は、人類以外ありえない」。この思考はけっこう、的を得ているようで、恐ろしくもあり感慨深かった。

  • gayuu_fujina

    割とあっさり気味に終わったけれど、ジェイドにあの台詞を言わせることが目的の作品だからコレはコレでよし。特殊部隊もののド暗い終わり方をさせなかった編集GJ。…そっちのが好きな人も居るだろうけれど。

  • matsu0310

    ☆☆☆☆報道コンビが効いてくる筈との読みは外れたが、他はみんなさすが最終巻らしい活躍ぶり!良いシリーズ物だった。十分楽しめた。「上から解散」じゃなくて良かった。次も読むぞ

  • clambon

    小説としては論理展開や葛藤描写が薄い気もするが、これがアニメであれば丁度よい濃さになると思う。見せ場もかなりアニメ的だった。ジェイドの「戦後の終わり」の一端を導いたキャロル・シオリ組だが、もう少し核心にくいこませてもよかったのでは?と思う。しかし組織の脅威として消される危うさを考えるとあれが限界の立ち位置だったのかも。あとグリセルダが無双役を担って表紙絵を飾るとは・・・ちょっと意外。

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