この本のタイトルは『小説　荒木一郎〜空に星があるように』とするのが正しいと思う。天才・荒木一郎の（おそらく）驚異的な記憶力に基づく過去の描写に脱帽である。是非、続編に期待したい。初めて読む人には「ありんこアフターダーク」の併読が必須です。

　‘ミッドナイトブルース‘と‘果てしなき闇の彼方に‘はあしたのジョーを観て、聴いて知りましたが、名曲です。日本のブルースという感じですね。

当時、珍しかったシンガー・ソング・ライター。よく加山雄三と比較されるけど、サウンド的にはランチャーズによる演奏が多い加山雄三にファンが多いようだけど、荒木一郎のほうが昭和的なサウンドで、当時ののんびりした雰囲気を想像できていいなぁ〜と思うときがある。

「ちょっとマイウェイ」「あしたのジョー2」には間にあった小生ですが、正直荒木一郎がどのへんに位置するミュージシャンなのか？掴めないまま……。良い曲もあるし、野暮ったいものもありますし、凄い、とまでは思えず、だけど嫌いじゃない。「DM」からの選曲が嬉しいベスト盤

あしたのジョー２の主題歌が収録されており、このアルバムが荒木氏の作品中一番身近に感じる。 松田優作氏の映画「最も危険な遊戯」や沢田研二氏の「悪魔のようなあいつ」などでのアクの強い演技も印象深い荒木氏ですが、やはり本業の唄はいつ聴いても魅力的です。 いろんな世代の人にもっと荒木一郎の唄を聴いて欲しい。

荒木一郎さんはもっと評価されるべきアーティストです。 若い人には馴染みがないと思うが、買いやすい価格で発売されているので是非聴いてもらいたい。 TVなどの露出は最近ありませんが、新作を一日も早く出して欲しいアーティストである事は間違いなし！

荒木一郎個人のみでなく、これこそ邦楽ポップスの最高傑作！どこまでも優しく、哀しく、美しい。しかもそれらは上辺だけではなく、聞き手の心の奥底にまで浸透してくるリアリティがある。思わず溜息さえこぼれてしまう超名盤！

いやぁ、買ってよかった。前にラジオで原田芳雄の唄うミッドナイトブルースが流れているのを聴いてから、ずーっと気になってたんだけど、いやぁ参った！無条件降伏なオレは３３才・・・この作品の良さ、ガキには分かんねぇかなぁ？イヤ、５０代じゃなくても、分かるヤツには分かる筈だな、うん。ところで、どこの会社でもイイから、原田芳雄のCD出しとくれ！できれば、弾き語りのリンゴ追分が入ったヤツとかね。

私は、「今夜は踊ろう」のＢ面にはいっていた「あなたといるだけで」が大好きです。しかしビクターの決定版にはこの曲が入っていません。やっと12月25日にオリジナル盤がＣＤで聴ける。しかもデジタルマスタリングで！素晴らしいクリスマスプレゼントになります。

荒木一郎ってすごいんだぜ！まだ聴いていない人はぜひどうぞ。