Books

深川駕籠 クリ粥

Ichiriki Yamamoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396636319
ISBN 10 : 4396636318
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan

Content Description

長屋の桶職人の最期の願いを叶えるため、時季外れのクリを手に入れろ!深川一の疾風駕籠の二人が希望を信じて、江戸の町を奔る、奔る!

【著者紹介】
山本一力 : 1948年高知県生まれ。97年「蒼龍」でオール讀物新人賞、2002年『あかね空』で第126回直木賞、15年には第50回長谷川伸賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ひさか

    小説NON2017年1月号〜2018年5月号クリ粥、2018年9月号〜2021年10月号長屋の花見改題なおしの桜に加筆修正し、2022年8月祥伝社刊。シリーズ4作目。いったいクリ粥がどうしたんだろうと読み進めると、ちょっとした出来事に発展してしまい、新太郎、尚平は言うにおよばず、長屋の面々、いやいやそのうち深川の人々も次々と巻き込んでの一力節満載な騒動と顛末に。ひとみ、おゆき、そめ乃、という女性たちが痛快で楽しめました。

  • デジ姫

    やはり彼の小説は読み応えある。止め時がわからなくなってつい夜ふかし。

  • 季節はずれの栗粥を食べたいと言う同じ木兵衛店の鉄蔵の願いを、疾風駕籠の尚平と新太郎が心意気で答え、桜を咲かせる義理人情、心意気が連鎖するお話。

  • 田中峰和

    20年前に始まった深川駕籠シリーズの4作目。シリーズ初読みだが、駕籠かきコンビの過去が所々で語られるので理解はできる。興味を持たせて、前の作品を読ませる工夫がうまいと思う。両替商を勘当になった新太郎は女にもてて、過去も現在も思いを寄せる女たちが存在する。相方の尚平は元相撲取りで方言の抜けない純朴な男。病に伏した鉄蔵の願いをかなえるため、奔走するのが表題の「クリ粥」だが、「なおしの桜」も鉄蔵にまつわる話。店子思いの木兵衛と新太郎、尚平の3人の関係は絶妙で、悪人の肝煎を懲らしめる。江戸の人情が泣かせる。

  • まろんKK

    ☆3 お江戸の粋と情緒がいっぱい。単純明快なお話。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items