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晋平の矢立 新装版 徳間文庫

Ichiriki Yamamoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198946555
ISBN 10 : 4198946558
Format
Books
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

大火に見舞われた江戸尾張町。焼け残った土蔵の取り壊しに難儀した肝煎衆五人組は、深川“伊豆晋”のかしら、晋平を訪ねる。建替え普請のため家屋を壊す「壊し屋」を生業とし、荒くれ男たちを束ねる晋平。その度量の大きさに加えて、蔵から出る古道具への目利きにも優れる。所蔵品にまつわる深い因縁と、職人たちのほれぼれする江戸気質を、名人が情緒あふれる筆致で綴る時代人情小説。

【著者紹介】
山本一力 : 1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒業後、旅行代理店、広告制作会社勤務を経て、97年『蒼龍』で第77回オール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年に『あかね空』で第126回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tengen

    壊し屋家業伊豆晋の晋平。 大火に見舞われた尾張町の肝煎り五人衆から焼け残った十八の蔵を短期間で取り壊すよう頼まれる。 ☆雑賀屋の土蔵の中に開けられていた穴の理由 ☆丸太貸しの徳力屋との約定、掘り出し物は手配できるのか ☆定町廻同心たちの騙りに対峙する晋平 ☆騙りの結末 ☆目利きを試される晋平、砂糖壺の値打ちは    「夢曳き船」は本書の続編。 ☆彡船箪笥/うずくまる/すんころく/なで肩/砂糖壺

  • ドナルド@灯れ松明の火

    何回も言っていたが、少しはましかなと思って読んだがやっぱりクソだった。山本さんはこんなプロット・文章でいいと思っているのか。相変わらず「地べた」多用で語彙が増えない。昔は期待していたのだが池波さんの真似はすれども、足元にも及ばないということを自覚して欲しい。 お粗末

  • Syo

    素晴らしい

  • jima

    家屋を壊すのが生業の「伊豆晋」のかしら・晋平。

  • Naoko Fukumi Fujita

    一番好きな作家の文庫本、巻末の縄田一男解説によると2002年4月から2009年3月まで「問題小説」に断続的に連載され、2009年4月徳間書店から刊行とある。2012年2月徳間文庫より刊行、この度新装版として2021年6月発行。5つのお話が連作となっており、ハードボイルド小説であると感じた。今回は猫よりも犬、そして鳩が重要な登場動物。リズム感がよく、読みやすいけれど最終章の「砂糖壺」に晋平のロマンを覚えた。

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