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薔薇窓の闇 上 集英社文庫

Hosei Hahakigi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087452211
ISBN 10 : 4087452212
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2014
Japan

Content Description

1900年、万国博覧会で賑わうパリ。精神科医のラゼーグは警察に保護された少女を診察する。日本人らしき彼女は音奴と名乗るほかは多くを語ろうとしない。一方でラゼーグの元に、万国博を訪れた外国人女性の連続失踪事件の知らせが届く。事件解決に協力するよう要請されるラゼーグだったが、行く先々で謎の馬車に見張られていることに気付き―。異国の地を舞台とした傑作長編サスペンス。

【著者紹介】
帚木蓬生 : 1947年生まれ。東京大学仏文科卒。九州大学医学部卒。93年『三たびの海峡』で第14回吉川英治文学新人賞、95年『閉鎖病棟』で第8回山本周五郎賞、97年『逃亡』で第10回柴田錬三郎賞、2010年『水神』で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まこみん

    1900年万国博覧会開催中のパリ。日本贔屓の精神科医ジュリアン・ラゼーグが音奴という若い日本女性を診察、後に保護することに。一方、謎の馬車につきまとわれる気がかりも。ラゼーグはかなりモテ男だが、恋人を5年前に列車事故で亡くして以来独身の身。 市中では若い外国人女性の連続失踪事件も起こる。 この時代の精神科の見立てや病院の様子についてもしっかりと考証表現され、現医師の帚木さんらしい。 読むうちに100年以上前の、発展著しい華やかなパリに時間旅行している気分にもなった。このまま直ぐ下巻ヘ。

  • 菜穂子

    パリ万博の頃の話。精神科の医師、ラグーゼの仕事上、回りでの出来事、どれもミステリアスで下巻が楽しみ。

  • jima

    1900年の万国博が開催されているパリが舞台。精神科医が主人公。日本人の音奴、馬車でストーカーのようにつけてくる婦人、連続女性失踪事件など。

  • momi

    大きな進展もなく…ゆっくりと進んでいる作品のようなので、感想は下巻にまとめます!

  • mattu

    誘拐事件の真相、夫人との今後が気になる。

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