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巴里マカロンの謎 創元推理文庫

Honobu Yonezawa

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488451110
ISBN 10 : 448845111X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。なぜかスイーツがらみの謎に巻き込まれがちな、小鳩君と小佐内さんの探偵行。「小佐内先輩が拉致されました!」「えっ、また?」お待たせしました、日々つつましく小市民を目指す、あの互恵関係のふたりが帰ってきます。人気シリーズ11年ぶりの最新刊、書き下ろし「花府シュークリームの謎」を含めた番外短編集。四編収録。

【著者紹介】
米沢穂信 : 1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞してデビュー。11年に『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞、14年には『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。『満願』および15年発表の『王とサーカス』は三つの年間ミステリ・ランキングで1位となり、史上初の二年連続三冠を達成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ど忘れする小山内さん。拉致される小山内さ...

投稿日:2021/07/03 (土)

ど忘れする小山内さん。拉致される小山内さん。涙する小山内さん。でも、最後にはきちんとご褒美が待っている。

キつツき さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    新型コロナウィルス対策購入シリーズ第48弾、米澤 穂信は、新作をコンスタントに読んでいる作家ですが、この小市民シリーズは、初読です。私はスウィーツは好きですが、いわゆるスウィーツ男子ではないので、本書は少し甘く軽過ぎるかも知れません。オススメは、『花府シュークリームの謎』です。 http://www.webmysteries.jp/archives/21463099.html

  • W-G

    こういうシリーズの中継になる短編集は、読んでみると面白いのがわかっていても、なかなか触手が動かない。この作品もまさにそうで、読みはじめるまでグズグズしていたが、読みだすとあっという間に読了した。謎や仕掛けが凝っているかどうかという部分より、世界観全体を楽しむのが主眼となる短編たちではあるが、発端の謎の提示はそれぞれユニークで、ユニークなぶん、やはや突拍子もないオチになりがちではありつつ、その匙加減がこのシリーズの"らしさ"の範疇にきれいに収まっている感じ。いよいよ残すところ後一冊。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火

    表紙の小鳩くん・小佐内さんは完全な冬装備なのに「冬季限定」とタイトルに付かない不思議。そして目次から頭を悩ます。「巴里マカロンの謎」「紐育チーズケーキの謎」「伯林あげぱんの謎」パリ・ニューヨーク・ベルリンは読める。「花府シュークリームの謎」まさか「花府」があのイタリア都市とは(唖然)表題作、小佐内さんの解決策「ぽっけないない」に爆笑。古城秋桜はレギュラーメンバーになる?「伯林あげぱん」で酷い目にあった小佐内さん、狼になるかと期待したのに不発、逆に「花府シュークリームの謎」では「わたし、死ぬの?」と、→続

  • 紅はこべ

    春期からいきなり本作に飛んだので、設定をあまり覚えていなかった。小鳩くんは、米澤作品の男子にしては珍しく同世代の女子をおまえ呼ばわりしないので、そこはいい。古城さんの中学、問題が山積みだな。謎的には一番どうでもいい伯林あげぱんの話がきれいな伏線回収でよかった。古城パパも栃野パパも、パティシエとしては一流でも、人としてはどうかな。作品と人間性が必ずしも比例しないのは、食べ物も芸術文学も同じか。フィレンツェが花府と表記するのを初めて知った。

  • 南北

    短編4つ。表題作で知り合った中学生が関わったお話で秋季限定の続編ではなく番外編といえる。4編の中では「花府シュークリーム」が小鳩くん以外の手を借りながら問題解決していくところが良かった。最後にいろいろな種類のスイーツを目にして腑抜けてしまう小佐内さんがかわいい。「冬季限定」がこの後続くのかわかりませんが、期待したいと思います。

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