Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• kokada_jnet

  読了日：2009/07/29

  うーん、ちょっと期待はずれかな。別冊宝島「ＳＦワンダーランド」くらいの内容を期待していたのだが、あれほどマニアックな物じゃあなかった。初期の記事の再録は、「歴史的な価値」しかなく現在では読むに絶えない。それに、「本の雑誌」ならではの企画がほしかったなあ。たとえば・・・、「ＳＦマガジン」投稿蘭の超常連・小笠原功雄氏へのインタビューとかあったら、「らしい」と思えたんだけれど。それと、確か、サンリオSF文庫の編集者の佐藤守彦へのインタビューがあったと思うのだが、なぜ、この本に掲載されていないのかな。

• 流之助

  読了日：2017/11/14

  三十路を過ぎてから本格的にSFへ興味が出てきたので読んでみた。「みんな」のつくりだす、どこか閉鎖的だけれど妙な仲間意識のようなものが羨ましかったりする。

• 阿部義彦

  読了日：2023/05/05

  図書館本。2009年刊。本の雑誌はSFをどう伝えてきたか、の傑作選。まずオールタイムベスト100で読んでたのは上位から筒井康隆「虚航船団」ディック「ユービック」ブラッドベリ「火星年代記」テッド・チャン「あなたの人生の物語」星新一「ボッコちゃん」くらいか、見事にオールドウェイブです。まあこの時点ではまだ宮内悠介も西島伝法も伴名練もいませんからね。この3人丁度この本がでて1年後位にデビュー作で注目されるんですね。やはり北上次郎と大森望さんの対談のズレっぷりが見もの。昔はSF命だった北上さんが如何に変節したか。

• miroku

  読了日：2015/02/15

  開拓目的。相変わらず本の雑誌はマニアックで面白い♪

• 天晴草紙

  読了日：2019/01/13

  ２００９年発行で「この１０年のＳＦはみんなクズだ」なんて記事もあって面白いＳＦが少なくなったことを嘆き、批評の問題もあるように書かれている。なんだやっぱり昔より面白くないと思っているのは自分だけじゃないんだと思った。それから１０年たっても日本のＳＦは面白くない。ＳＦ的設定を使っている一般小説や映画やアニメはずいぶん増えたけれど本家はつまらない。面白くてわくわくするＳＦが読みたい。がんばれＳＦ。 　あと雑誌に抄訳が載っただけで4０年完訳が出ないアルジス・バドリスの「無頼の月」をどこかが是非出版してください。

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