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コロナ時代に生きるぼくたちが考えること(仮)

Hitonari Tsuji (Jinsei Tsuji)

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866672243
ISBN 10 : 4866672242
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

ぎゅうぎゅう詰めのテラス席から1m間隔のテラス席に…新型コロナの流行後、パリの絵が変わった。ロックダウンしたパリから贈る日々のこと。

目次 : 第1章 新型コロナがやって来た/ 第2章 未曽有の危機へ立ち向かう/ 第3章 体も心も疲れ果てた時だからこそ/ 第4章 世界が落ち着きを取り戻すまでにぼくたちが出来ること/ 第5章 アフターコロナの世界では

【著者紹介】
辻仁成 : 1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家・ミュージシャン・映画監督・演出家と文学以外の分野でも幅広く活動している。1997年「海峡の光」で第116回芥川賞、1999年『白仏』の仏語翻訳版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞「ファミナ賞・外国小説賞」を日本人とし年『白仏』の仏語翻訳版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞「フェ一受賞。パリ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今...

投稿日:2021/07/16 (金)

『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』辻仁成さんの日記(エッセイ)本です。新型コロナのこと、日々の生活、料理、息子のこと、自分のこと、社会のこと、いろんなことを書いています。毎日の小さな幸せに気付かされ、辻さんの優しい言葉に励まされました。そして自分を肯定するばかりでなく、時には反省したり、バランスが大切だと改めて気付かされます。

はれ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    フランスでのロックダウンの時期に綴られた日記。16歳の息子を主夫として支えながら小説の執筆もこなす。ひとり親であることに重圧を感じつつ、何もやる気が起きなくなりうつ状態になった時、息子の言った一言で救われる。「パパ、生き抜くことだよ」。近所に住む哲学者アドリアンとの会話も楽しい。著者の暮らすパリの街にはユニークな奴らが大勢いる。ロックダウンが終わり、クリストフの店で久しぶりに出会った彼に人生の生きる意味への答えをもらった。言葉を大切にする著者から言葉のワクチン頂きました。パリから日本に、あなたの言葉届い⇒

  • 雪月花

    フランス在住の著者が、この新型コロナウィルスのパンデミックの時代にフランスで何を考えながら生きているか、という日々の生活の中で感じることを率直に綴っている。シングルファザーとしての息子との関わり方、パリで生きるアジア人としての立ち位置、いろんな国から集まった移民の人たちとの交流など、本当に興味深い。高校生の息子くんが本当に感心するほど聡明でしっかりした考えを持っているが、これは著者の育て方の賜物でもあるんだなと感じた。大げさではなく、今後の自分の人生において指標となる言葉をたくさんいただいた気がする→

  • Shoji

    作者がロックダウン下のパリでステイホームの日々を日記風に綴ったものです。考えさせられる一冊でした。「普通の生活」がもはや、コロナ前と今とでは大きく変わっています。お金や仕事など物事の価値観が大きく変わろうしている今にこそ、生活スタイルを見直さなくてはならないと思った。ところで、目からウロコの一節を紹介。和の精神「おじぎ」がいい。「ハグや握手」は接触だが、「おじぎ」はソーシャルディスタンスだ。なるほど。

  • ann

    コロナ・ロックダウン前夜から解除後までのフランス在住の作家のもの思ふ日々。浮かび上がる父子関係。第3波への懸念。濃い1冊だった。人としての根本を思い出させてもらった。氏の不安が的中した第3波突入の東京の満員電車で、臨場感に漂いながら読了。未読の方、読むなら「今」です。

  • おいしゃん

    フランスでコロナを体験した、父と子の生活を綴る日記。 筆者の気分の上下がよく伝わってくる。

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