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安達としまむら 13 電撃文庫

Hitoma Iruma

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049167580
ISBN 10 : 4049167581
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan

Content Description

 勉強会をして。海に行って。古い友人の待つ田舎へ帰省して。夏休みも終わりに差し掛かったある日のこと、パンチョから文化祭準備に誘われた。
「安達もどう?」
「うちの学校文化祭なんてあった?」
「実はね。安達も青春感じに来ない?」

 喧噪に包まれながら少し思う。私はあまり人間が好きじゃないのかもしれない。しまむらだけが特別枠で、そこから宇宙が無限に広がっていく。私たち二人だけの国が欲しい。だから――
「これとは別に、やろう。二人だけの文化祭」

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • らいおねる

    前に老後?の巻とかあってもうこのシリーズは終わったのかと勘違いしてました。相変わらず安達の視野角3度しかなさそうな一直線すぎる想いとしまむら安達が個性的過ぎてるだけで実は相当変だったりするのがいいですね。地の文が面白いです。

  • おこげ

    通話履歴は彼女で埋まる安達安達な高校生活。ずっとしまむらのこと考えている安達といい惚気愛う二人の文化祭デートはフルーツ飴より甘いな💟💗祖母ちゃんへお付き合いの報告済ませ『あだしま』本番は宴の後から。いずれ始まる同棲の前哨戦は安達お得意超絶構文に「しまむらの○○○○」まで飛び出すとはね☺️どこでも一緒ひのながップル仲良くやっている様子が窺えるの何より。

  • 藤崎

    今回は、夏休みの帰省から始まり、そういやなかった文化祭と、誰も触れない二人だけの国のお話。ところで個人的にあのラッキースケベのシーンで、俗な表現を安達に飾り付けたくないのでと言葉を選ぶしまむらがもう・・・愛じゃん。と不意打ちされたというか、しまむらの想いの形が感じ取れて実に善哉。ってかこれ今回しまむら視点なので目立ちませんけど、安達視点だとしまむらも大概奇抜では? ・・・え? あの思春期系長文やノートには勝てない? ・・・それはそう。みたいな感じで、とてもとても素敵で綺麗なバランスでした。次回も楽しみです

  • へど

    元々学校サイズでしかなかった世界が時間の経過とともにもっと閉じていく。なんとなく共感できるけど絶対に自分の内から湧き出る感覚ではありえない、みたいな描写ばかりで、毎度詩を読んだような気持ちになる。詩読んだことないけど。 ずっと2人の話を読んできて、ときにはあんなシチュやこんな未来を覗き見ただけに、ふたりの永遠を信じることはできるのだけれど、こうしてその続きを読者が覗ける時間はふっつりと終わってしまいそうな儚さもある。

  • 碓氷

    あいも変わらず安達の激重感情と奇行が目白押しで、久々に見た長文台詞で笑ってしまった。そしてなんだかんだでしまむらも安達のことが好きなことが伝わってきてこのまま二人の幸せをどこまでも見届けたいので、まだまだ続編を期待しています。

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