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疫病神

Hiroyuki kUrokawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101370132
ISBN 10 : 4101370133
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2000
Japan

Content Description

建設の蜜に群がる「腐れ」ども。わしらが、ひと泡ふかせたる!


建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の「相棒」は、一筋縄でいく男ではなかった――。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント!


黒川博行 クロカワ・ヒロユキ
1949(昭和24)年、愛媛県生れ。京都市立芸術大学卒業後、大阪の高校で美術の教鞭をとる。「二度のお別れ」「雨に殺せば」でサントリーミステリー大賞佳作賞を連続受賞する。1986年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞する。1996(平成8)年には「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受けた。他の作品に『疫病神』『国境』『暗礁』『蒼煌』『煙霞』等がある。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    二宮と桑原のコンビが最高です。終始お互いを罵詈合っていますが(罵詈合う台詞が意外にウイットに富んでいて面白いのです!)、心の底ではお互いを認め合っているのが印象的でした。シリーズ化しているそうなので次作も楽しみです。

  • ナイスネイチャ

    「破門」が面白かったので。シリーズ1作目文庫本が15年経って発行されたんですね。桑原・二宮コンビは最初からお互いに違和感なく受け入れるんですね〜。産廃利権を巡る話はちょっと取っつきにくかったですが、大阪弁も大阪の馴染みのある地名も私には有利でした。次作「国境」がシリーズ最高傑作らしいので楽しみです。

  • 修一朗

    イケイケ桑原と二宮の掛け合いが抜群に面白いし、悪い奴らがたくさん登場して,二宮がなんでだよーって走りまわっては殴られ、ダイハード感あるわぁ…と破門からの遡り読みなのでおなじみのパターンだ。ちっこい現場工事の前サバキが悪い奴らが集る巨大産廃施設建設疑惑に広がっていく展開は緊迫感たっぷり。産廃の話は専門的で勉強になるが、一方大阪の地名と極道専門用語に苦戦、わんさかいる悪者キャラが区別つきにくいので把握するのに一苦労。色気ゼロ食い気多めの文章で、相関図メモを取りながらだったけど,楽しめました。さぁ次は国境だ‥

  • KAZOO

    黒川さんの他の作品はいくつか読んできているのですが、極道が主人公というのでこのシリーズには手を付けていませんでした。先日読んだ柚月裕子さんのエッセイにこのシリーズを読んでその後の作品に影響を受けたことが書かれていたので読み始めました。出てくる人物たちはどれも一般の人とは異なり一筋縄ではいかなうような人物でいかにして暴力団などが資金源を確保していくのかがよくわかります。建築現場やごみ処理場を作ったりするときには結構絡んでいたようです。シリーズになっているのでとにかく読んでいこうと思っています。

  • サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

    黒川はんお初。建築コンサルタントの二宮に筋もんの桑原の凸凹コンビ。二人の軽妙なやりとりはまるで吉本の漫才や。やっぱこういうのは大阪弁やないとあかん。大阪の産業廃棄物処分地造成を巡ってゼネコン、土建屋、議員に極道が入り乱れての、金に汚い悪い奴等ばっかしの話やったけど、ごっつうおもろいやん。なんやて?これシリーズ物やて?こら、続きも読まなあかんなあ。★★★★

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