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八号古墳に消えて

Hiroyuki kUrokawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488442033
ISBN 10 : 448844203X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2004
Japan

Content Description

大阪の遺跡発掘現場で、崩れ落ちた土砂の下から大学教授の死体が発見された。事故かと思われたが、死体の気管と食道から採取された泥は現場のものではなかった。警察の捜査が始まると間もなく、別の遺跡発掘現場で謎の墜死事件が…。大阪府警の二人の刑事、通称“黒マメコンビ”が、遺跡発掘と大学のポストを巡る連続殺人事件に挑む!「大阪府警捜査一課」シリーズ、第三弾。

【著者紹介】
黒川博行 : 1949年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学卒。84年『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作に入選してデビュー、86年に『キャッツアイころがった』で同賞大賞を受賞。96年「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 修一朗

    大阪府警シリーズ第4弾。初出は1988年で,これは2004年度の創元推理文庫版。まだ角川文庫からは出ていないみたい。なじみが薄かった巨勢山古墳群をたっぷりと勉強させてもらった。遺跡発掘の蘊蓄たっぷり,考古学という狭い世界でのちまっとしたポスト争奪戦もたっぷり。トリックは本格推理ものにありがちな巧妙すぎるトリックだけれどもこれはこれで。考古学ミステリーいいね。面白かった!こうなると昔のドラマも観てみたい。

  • セウテス

    大阪府警シリーズ第4弾。本作は黒マメコンビが、考古学界の内幕を描き古墳発掘に絡む連続殺人を手掛ける。古墳発掘現場から、土砂崩れで埋もれた大学教授の遺体が発見される。事故かと思われたが、遺体からは全く別の土により窒息した事が解り、殺人事件として捜査が始まる。古墳発掘の蘊蓄あれこれは、それなりに興味深く楽しめるのだが、やはりこの世界にも下らない権力争いは在るのかと残念に思う。謎解きとしては早目に犯人の予想がつくために、実は操っていたのは〜の様に、もう一捻り有っても良かった。ラストの犯人への一言は、スッとする。

  • papako

    黒マメシリーズ。これもなかなか。発掘現場で死体で発見された考古学教授。事故か他殺か?そこから次々と関係者が死亡する。犯人と思われた者も死亡して、事件はどうなる?マメの推理が冴えて、事件の真相が明らかになる。しかし、黒もマメもサボりながら、うまく警察の世界を渡ってる。いいコンビですね。そして、黒川さんの関西弁、好きやわぁ。なじみ深いです。

  • タイ子

    大阪府警、黒マメコンビのシリーズ。何せこの2人のかけあい漫才みたいな会話が面白くて。刑事のお仕事はしっかりやりながらもたまにさぼりも。マメちゃん曰く「映画というのはね、黒さん。勤務中に観るからこそおもしろいんですわ」とか言い合いながら、マメちゃんの鋭い感と推理力、黒さんの行動力が事件を解決に導くという愛すべき刑事たち。事件の内容は本格的な推理ものなので、著者の綿密な取材の元で書かれているんだなと感心。携帯電話が普及してない頃の作品を読むと、その利便性を改めて感じますね。

  • 翔龍パパ

    大阪府警捜査一課『黒マメ』シリーズ第3弾。相変わらず『黒マメ』コンビのやり取りが漫才のようで面白い。今回は考古学界の闇や権力闘いに絡んだ殺人事件の捜査が描かれている。最初は事故死かと思われた『浅川』大学教授の遺体から別の場所の土が見つかり殺人事件として捜査が始まる。『マメちゃん』の鋭い感と妄想にも近い推理によって徐々に真犯人に近づいていく。ラストに真犯人を逮捕し連行する際、『黒木』が犯人の胸ぐらを掴んで言ったセリフに胸がすく。

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