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キャッツアイころがった

Hiroyuki kUrokawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488442118
ISBN 10 : 4488442110
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2005
Japan

Content Description

滋賀県北部の余呉湖で、身元不明の死体が発見された。唯一の手がかりは、胃の中にあった宝石キャッツアイ。続いて京都の美大生、大阪の日雇労働者が相次いで殺害され、ともにキャッツアイを口に含んでいた。事件の鍵は殺された美大生が死の直前に旅行していたインドにあると、啓子と弘美は一路彼の地へ旅立つ…。第4回サントリーミステリー大賞を受賞した、黒川博行の出世作。

【著者紹介】
黒川博行 : 1949年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学卒。84年、第1回サントリーミステリー大賞佳作に入選した『二度のお別れ』でデビュー。86年『キャッツアイころがった』で同賞大賞を受賞。96年「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • タックン

    直木賞作家の出世作。題名が気になって以前から探していたがやっと見つけて読了。キャッツアイっていう宝石の密輸に絡む連続殺人と探偵の物まねをする女子大生の話。始めの殺害状況はグロイ感じで重めに感じたが女子大生が絡んできたらユーモアたっぷりのラノベみたいなミステリーに・・・読みやすいけどちょっと拍子抜けだし最後があっけなかった。女子大生啓子の機転のよさ小気味のよさがいい。警察は最後まで素人探偵にやられっぱなしだったな・・・・滋賀・京都・大阪にまたがる広域捜査の矛盾をついてるな。宝石業の裏側の話が興味深い。

  • やも

    顔と指紋をつぶされた身元不明の遺体から出てきたのはキャッツアイ(宝石)。その後も体内からキャッツアイが出てくる遺体が連続で発見される。刑事はもちろん、殺された美大生と同じクラスの女子2人が事件を追ってインドまで行くってのが面白い。ほんでこの2人、犯人を釣り上げる仕掛けまで大胆🎣✨鉱物の知識と発展途上国での宝石と金の関係、ついでに日本画の知識も分かりやすい👌アベックとか日射病とか、時代背景は古いけど、今でもこんだけ楽しませてくれるし、あとがきまで面白いから、黒川さんにはほんまかなわん😆✨

  • サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

    三度目の正直でサントリーミステリー大賞をとった黒川さんの出世作。滋賀の余呉湖で発見された身元不明死体の体内から発見されたキャッツアイ。同じ頃に殺害された京都の美大生の口からもキャッツアイが。謎を呼ぶ連続殺人事件。いつもの黒川作品とは異なり、探偵役となるのは美大に通う女子大生コンビ。ヤクザと不良警官、アウトローばかりの黒川さんとしては珍しいパターンですね。初期の頃はこんな作品も書いていたんだなあ。もちろんストーリーも面白かったです!★★★+

  • セウテス

    第4回サントリーミステリー大賞受賞作品。滋賀、京都、大阪で殺害された被害者の体から、宝石のキャッツアイが発見される。京都の被害者村山と同じ美大に通う啓子と弘美は、村山が生前インド旅行にて描いたスケッチブックを手に謎を追って旅立つ。前作の黒豆コンビでは華がないという理由から、サンミス大賞を受賞出来なかった事で女子大生コンビが創られたと聴く。前作迄のサンミス大賞の評価は、どうなんだと思う。女子大生コンビになったから、ミステリの質が良くなったとは感じない。むしろ推理を楽しめない、二時間ドラマの印象を受け残念だ。

  • tu-bo@散歩カメラ修行中

    第四回サントリーミステリー大賞受賞作。あの黒川博行さんが、1986年に受賞しました。第一回佳作:二度のお別れ 第二回佳作:雨に殺せば 満を持して、選考委員の主人公に華がないという忠告受けて、主人公を掲示の黒豆コンビから、京都の女子大生コンビにして応募した曰く付きの作品です。疫病神シリーズ書く前から、会話の妙は、すでに黒川博行でした。疫病神シリーズよりも謎解きの部分が、若干多いです。更に言えば、最初から取材に裏打ちされたリアリティー作品を盛り上げています。

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