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ISBN 10 : 4480431306
Content Description
かつてインドに「仏教」はなく、「ブッダの教え」「ブッダの考え」があった。はたして「ブッダの教え」とはいったいなんだろうか。「仏教」とは違うのだろうか。人々が仏教に求めているものとは何なのか、仏教はそれにどう答えてくれるのか、著者の考える仏教のすがたをまとめた文章に、河合隼雄氏、玄侑宗久氏との対談を加えた一冊。
目次 : 第1部 仏教のこころ(仏教ブームとはいうけれど/ 睡眠薬より仏教史/ 仏教を求めるこころ/ ブッダは論理的に語った/ ブッダが答えなかったこと/ 乾いた論理と湿った情感/ 人びとは仏教に何を求めるか/ いのちを救うことができるのか/ あまりにも定説化したブッダ論/ 悲泣するこころの回復/ いま仏教のこころを求めて)/ 第2部 仏教をめぐる対話(河合隼雄さんとの対話/ 玄侑宗久さんとの対話)/ 第3部 わがこころの仏教(仏教の受け皿/ 親鸞の夢告げ/ 蓮如への旅/ 寛容と共生をめざして)
【著者紹介】
五木寛之 : 1932年(昭和7年)福岡県生まれ。朝鮮半島より引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。編集者、作詞者、ルポライターなどを経て、’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、’76年「青春の門 筑豊編」他で吉川英治文学賞を受賞。’81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年にはそれまでの執筆活動に対して菊池寛賞を、英語版『TARIKI』が2002年度ブック・オブ・ザ・イヤースピリチュアル部門を、’04年には仏教伝道文化賞を、’09年にはNHK放送文化賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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