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ISBN 10 : 4344407008
Content Description
笑って、涙ぐんで、考える。低気圧に弱い。めったに風呂に入らない。洗髪は前より増えて一、二カ月に一回。偏頭痛もちである。夜更かし。ああ、人生というのはなんと面倒なんだろう。面倒だ面倒だとつぶやきながら、雑事にまみれた一日が終わる。そんなふうにして日が過ぎ、夜が行く。旅から旅へ、日本中をめぐる日々に書かれた、朝日新聞連載中、圧倒的な好評を博したユーモアあふれる名エッセイ。
目次 : 夜型人間の言いわけ/ ベタ足にも三分の理/ 抹籍と抹茶の関係/ 花に嵐と言うけれど/ 起きて面倒寝て面倒/ 駄目と言われりゃ、つい/ ウンコ座りに歴史あり/ みんな昔は若かった/ 健康は原稿より大事/ ラジオが好きでン十年〔ほか〕
【著者紹介】
五木寛之 : 1932年9月、福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮にわたり47年引き揚げ。52年早稲田大学ロシア文学科入学。57年中退後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターを経て、66年「さらばモスクワ愚連隊」で第六回小説現代新人賞、67年「蒼ざめた馬を見よ」で第五六回直木賞、76年「青春の門 筑豊篇」ほかで第一〇回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆、京都の龍谷大学にて仏教史を学び、85年より執筆を再開する。代表作に『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『蓮如』『大河の一滴』など。第一エッセイ集『風に吹かれて』は刊行35年を経て、現在総部数約四五〇万部に達するロングセラーとなっている。さらに英語版『TARIKI』はアメリカをはじめ、世界五カ国で同時発売となり、2002年ブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に選ばれた。同年、第五〇回菊池寛賞、04年第三八回仏教伝道文化賞受賞。直木賞、泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞その他多くの選考委員をつとめる。横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きぃ
読了日:2016/11/25
Seagull
読了日:2017/05/18
もいちょうけろ
読了日:2014/06/11
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