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眠れないほどおもしろい紫式部日記 「あはれの天才」が記した平安王朝宮仕えレポート! 王様文庫

Hiroyuki Itano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837930679
ISBN 10 : 4837930670
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan

Content Description

今をときめく『源氏物語』の作者として藤原道長にスカウトされた紫式部。引っ込み思案で内気な彼女を待っていた後宮での宮仕えの日々とは…?

目次 : 1章 中宮彰子、若宮をめでたくご出産!の巻…今をときめく『源氏物語』の作者として後宮にスカウト!(女房デビュー!仕えたお方は藤原道長の娘・中宮彰子/ 「女郎花で一首」―道長からの課題に紫式部は…?/ 超美人の同僚・宰相の君の寝顔に「ズキューン」/ 「物の怪の祟り」で超難産!道長の政敵の怨念か?/ 祝・若宮誕生!「この若宮はいずれ帝になるお方よ!!」)/ 2章 宮仕えはつらいよ!の巻…「厭世観の無限ループ」からの脱出なるか?(一条天皇のお出まし―記録係の義務感でひたすら「よいしょ!」/ 「超一流の学識人」実資と「当代一の権力者」道長/ 彰子、代理へ戻る!帝へのお土産は『源氏物語』の豪華本/ 初出仕で総スカン!唯一暖かく接してくれた大親友/ 新嘗祭の「五節の舞姫」を上から目線で辛口採点!)/ 3章 女房批評、させていただきますの巻…「ありあまる文才」と「走りすぎる筆」(同僚への忖度は処世術。でも「チクリとひと言」も?/ 和泉式部―奔放すぎるゴシップクイーン/ 赤染衛門―万事控えめで風情ある人/ 清少納言―知ったかぶりの恥知らず女/ 「私って、我ながら面倒な女…」自己分析もしちゃいます)/ 4章 『紫式部日記』が書かれた時代って?の巻…「藤原氏の歴史」をたどると、さらに面白くなる!(藤原北家の「熾烈な勢力争い」が『紫式部日記』を生んだ?/ 道長の父・兼家はかくして権力を手中に収めた ほか)/ 5章 紫式部と藤原道長―本当はどんな関係だった?の巻…「満月のようにパーフェクト!」な男と四納言たち(未曾有の一家立三后!「わが世とぞ思ふ」のも当然!?/ 真夜中、道長の突然の来訪―これって今ならパワハラ&セクハラ!? ほか)

【著者紹介】
板野博行 : 岡山朝日高校、京都大学文学部国語学国文学科卒。ハードなサラリーマン生活から、予備校講師に転身。カリスマ講師として、全国の生徒に向けての講義や参考書を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チーママ

    藤原姓だらけの登場人物たちに戸惑っていた大河も回を重ねていくうちにようやく顔と名前が一致。それぞれの立場や関係性も大方掴めてきました。中でも「紫式部をめぐる皇室・藤原氏の関係系図」は、それぞれの繋がりがより明確になり助かりました。4コマ漫画もくすりと笑わせながらポイントをついた内容が面白かったです。ドラマでは紫式部と清少納言は仲の良い友人だけど、実際はそうではなかったようなのが少し残念。本の案内役で恋多き女として有名な和泉式部もこの先のお話に登場する可能性もあるのかな?楽しみに待ちたいと思います。

  • Sato19601027

    理解が進む解説書で、参考書としても使える。一条天皇の中宮彰子の出産の記録(寛弘5〜6年)として書かれた日記と彰子に出仕していた女房たちの人物評価が書かれた手紙部分で構成される「紫式部日記」の現代風解説書。初心者にとって理解が進むように和泉式部が若者目線で解説しているとの体で書き進められている。この本を読む直前まで冲方丁著「月と日の后」を読んでいたため、日記が書かれた背景や、中宮彰子の生涯を分かった上で、頭の整理も兼ねて、面白おかしく読み進めることが出来た。

  • nyaoko

    ドラマとアニメの『平家物語』を見た時も「平なんたら多すぎて訳分からん!」と指南本を買いました。勿論、『光る君へ』の「藤原なんたら多すぎ!」とイケメン4納言の関係性等を知っておく為に。ちなみに、案内は恋多き女、和泉式部が語っております。紫式部じゃないからね。そもそも、藤原とはなんぞや?なんでそんなに権力争いに必死なんだ?と言う疑問に関してはとても分かりやすかったと思う。式部がとても実資リスペクトしてる理由も良い。これは「小右記」を是非読みたいし、他の方の解説の紫式部関連本も読みたい。

  • おたま

    高校の日本史の時間に、藤原道長や紫式部のことは習ったはずなのに、まったく記憶に残っていない。今回大河ドラマ『光る君へ』を観て、その人間関係や平安時代の貴族の暮らしが分からなくて、いろいろと読んでいる中の一冊。ここでは和泉式部がナビゲーターとなって、『紫式部日記』にまつわる平安時代の貴族の様子を紹介してくれている。(『紫式部日記』については、それほど詳しくは触れていない)登場してくる人物がほとんどドラマの俳優に変換され、その分具体的に相関関係が分かってよい。和歌の味わい方も、興味をもつことができた。

  • ヒロ姐

    この本の内容が全てではないだろうけれど平安王朝時代や紫式部の史実には全く興味もなく無知だったので楽しく読めたし背景や流行などお勉強できた。「光る君へ」が事実に忠実に描かれているとは思っていなかったけれどこれを読んで「随分違うドラマになっているんだな」とちょっぴりガッカリもしたけどこれからの進展が更に楽しみだし今季の大河ドラマがもう一度ジックリ読み直してみたいな

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