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眠れないほどおもしろい万葉集 なぜ、こんなにも心に響くのか? 王様文庫

Hiroyuki Itano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837969020
ISBN 10 : 483796902X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan

Content Description

旅情、情愛、無常…「人の世のすべて」がここに!あの歌に込められた“驚きのエピソード”!

目次 : 1章 瑞々しい情感、生命のきらめき!―「人間ドラマ」の陰で生まれた名歌の数々(「ますらをぶり」が魅力の日本最古の歌集/ 新元号「令和」の出典は、ここ! ほか)/ 2章 王位をめぐる闘い、敗者の死!―「陰謀」と「策略」のはざまで哀しく光る歌心(「溢れる才能」は、ときに悲劇の種に!?/ 涙なくして読めない!初代斎宮の絶唱歌 ほか)/ 3章 望郷の想い、愛する者たちへの想い―大伴旅人、山上憶良が集った「筑紫歌壇」とは?(大伴旅人を有名にした「酒を讃むる歌」/ 社会派歌人・山上憶良の「大酒飲みにからまれた宴」から逃げる歌 ほか)/ 4章 歌聖と和歌仙―万葉に輝く二人の天才―柿本人麻呂と山部赤人の、どこがすごいのか?(紀貫之も絶賛!「六歌仙」よりダントツに高い二人の評価/ 叙景歌人・山部赤人の「人となり」がわかる名歌 ほか)/ 5章 「人の世のすべて」を歌う、味わう!―旅情、情愛、無常―時空を超えて伝わってくる「魂の刻印」(旅こそ人生―感傷に浸るもよし、ハメを外すもよし!/ 「すべてを焼き尽くす天の火があればいいのに!」 ほか)

【著者紹介】
板野博行 : 岡山朝日高校、京都大学文学部国語学国文学科卒。東進ハイスクール・東進衛星予備校国語講師。受験研究所アルスファクトリー代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 33 kouch

    雄略天皇による破廉恥なスタートがいきなり万葉集を盛り上げてくれる。個性的な歌人がたくさん登場。その中でも額田王に興味もつ。中大兄皇子と天武天皇に好かれた女性は、もうそれだけで只者ではない。感性も素晴らしい、歌のスケールも大きい。昔から持統天皇のファンで「春過ぎて…」が大好きなのだが、額田王もファンになった。万葉集は何か上流階級の嗜みなと思っていたが、実はその感情は人間味溢れ、至って庶民的で、共感できる。そして短い言葉に込められた歌人の思いが、人々の想像の中で無限に広がる。改めて日本語の凄さ、美しさを感じた

  • Shoji

    作者が、万葉集撰者の大伴家持になって万葉集を解説しています。こ難しいことは書いていません。誰でもわかる平易な表現、ユーモラスな表現を多用して楽しく読ませます。乙巳の変、壬申の乱、長屋王の変、恵美押勝の乱といった、飛鳥時代・奈良時代の政権闘争もとても分かりやすく説明してくれます。スラスラ読めました。

  • ゆう

    興味はあるが知識がないので手にとった本。ストレートで解りやすい歌が多くていいよな。背景の歴史をくだけた感じで解説しているが、一面的にすぎないかなとは思った。今どき蘇我氏が悪者で藤原鎌足が正義の味方の決めつけはないんじゃないかな。 古典の短歌を詳細に解説してくれる本があったら誰か教えてください。

  • oooともろー

    万葉集の魅力が満載。喜怒哀楽がストレートに歌われている。

  • hidekiwarm0513

    和歌を、歴史、時代背景、権力闘争、三角関係などと絡めて解説しており、初心者にとてもわかりやすく、万葉集に対する興味をわかせる。眠れないほど面白くさせるのは、著者の語り口調。志貴皇子の歌のリズム感が素晴らしい。

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