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浜田廣介童話集

Hirosuke Hamada

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758432641
ISBN 10 : 4758432643
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2006
Japan

Content Description

人間たちと友達になりたいという赤おにと、赤おにの願いを叶えるために悪者になった青おにの思いやりを描いた代表作「泣いた赤おに」をはじめ、「お月さまのごさいなん」「たましいが見にきて二どとこない話」など、文庫初収録の作品まで、子どもから大人まで愉しめる全20話を収録。やさしさと思いやりに満ちた“ひろすけ童話”アンソロジー。

【著者紹介】
浜田廣介 : 1893年、山形県生まれ。早稲田大学在学中、大阪朝日新聞の懸賞新作お伽話入選を機に、児童雑誌「良友」に寄稿をはじめる。卒業後、「良友」「幼年の友」編集者となるが、1923年より執筆に専念し、児童文化賞、野間文芸奨励賞、文部大臣賞など、数々の賞を受賞。代表作「泣いた赤おに」「むく鳥のゆめ」「りゅうの目のなみだ」をはじめ、千篇余りの童話、童謡を残した。1973年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この文庫のシリーズは装丁のセンスがいいし...

投稿日:2009/05/16 (土)

この文庫のシリーズは装丁のセンスがいいし、作品の選択もよく出来ている。おすすめです。

Stuemper さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナチュラ

    「泣いた赤おに」が有名な浜田広介さんの童話集。 ハッビーエンドではない作品が多いが、とても心に響く物語だった。 【日本のアンデルセン】と呼ばれている理由がわかる。 五匹のヤモリ、よぶこどり、豆がほしい子ばと、町にきたばくの話 などが印象的。 大人向きの童話

  • qwer0987

    浜田廣介と言えば『泣いた赤おに』。読み物としては満足できる内容なのだけど、これがいい話と見られていることには疑問を感じた。赤おには人間と仲良くなったけど、代わりに青おにも失い良心も傷つくわけで、それを良しとすることはどうしてもできない。赤おに、青おに双方の善意がちぐはぐなまますれ違っているようにも見え、非常に残酷な話と感じた。その他の作品では『五ひきのやもり』が好き。運命に翻弄される弱きものって感じの話だが、家族のきずなを感じさせるのが胸に響いた。

  • Erina Oki

    泣いたあかおには大人が読んでも考えさせられる話。この作品集はハッピーエンドばかりじゃないのにどこか優しさを感じるものばかり。人生ってこういうものなのかも。

  • 月音

    就学前に絵本で読み、小学校で習って以来の『泣いた赤おに』。懐かしい!3、4年生頃?別書で知ったが絵本になっていても習うまでに間があるのは、他人のための自己犠牲の行為を理解・共感できるのが、そのくらいの年代からだそう。なるほど〜。本書の巻末エッセイの「毎日、只で無制限に飲食に来る人間は善良と言えるか?」という指摘も気づかなかった視点で唸った。しかし、ここで人間にとって悪である鬼が実は善なる者で、その善良さにつけこむ人間が悪だったと結論付けていいのだろうか。⇒続

  • timeturner

    すべてがハッピーエンドではないし、かなり切ない気持ちにさせたり、答えが出ないものもある。でも、こういう童話を読んで育った子どもたちは、善き人として生きる道をいつまでも心の隅で問い続けるかもしれない。

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