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ホ-ムレス中学生

Hiroshi Tamura

User Review :4.5
(3)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344415683
ISBN 10 : 434441568X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2010
Japan

Content Description

父親の解散宣言で、13歳の僕は突然家を失う。そんな僕の新しい家は公園のウンコ形遊具の中。雨で体を洗い、食べられるものはないか色々試す。そんな中で手を差し伸べてくれるたくさんの人、兄姉、友達。そして改めて考えるお母さんの事、人と関わるという事。いつしか描いた芸人という夢…。大ベストセラーとなった笑って泣ける貧乏自叙伝。

目次 : 衝撃の解散劇/ 公園生活がスタート/ 空腹の果てに…/ ウンコのオバケと呼ばれて…/ 野良犬とのガチンコ勝負/ Tシャツとの悲しい別れ/ 掛けられなかった電話/ 人生を変える奇跡的な出会い/ 兄姉それぞれの苦労/ あっけない再会〔ほか〕

【著者紹介】
田村裕(麒麟) : 芸人。1979年9月3日大阪府吹田市生まれ。99年に川島明とお笑いコンビ・麒麟を結成。吉本興業所属。大阪NSC20期生。2002年「ABCお笑い新人グランプリ第23回」で優秀新人賞を受賞。また、「M‐1グランプリ」では、01年第1回大会から計5回決勝出場という偉業を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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発売当時ホームレス中学生というタイトルの...

投稿日:2021/07/29 (木)

発売当時ホームレス中学生というタイトルの付け方がとても衝撃があって気になっていた本です。 ざっと内容はある日突然父親から「解散」宣告を受けた3人の兄弟のうちの一人(主人公)がホームレスとなりますが周りの大人たちの助けでまた3人で暮らし始めるまでのエピソードがおもしろおかしく書かれています。 実際にあったことで暗くなるところですがそこはお笑い芸人さんらしくうまく笑いにしていると思います。

aozo さん | 鳥取県 | 不明

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当時映画化もあり、話題になっていたので読...

投稿日:2021/04/21 (水)

当時映画化もあり、話題になっていたので読んでいました。今はあまりテレビなどでは見かけることは少なくなりましたが、田村さんのほぼ自伝になっているので、気になる方はよんでみては 

くろあちあ さん | 兵庫県 | 不明

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同じ芸人が書いた小説でも劇団ひとりなんか...

投稿日:2021/04/17 (土)

同じ芸人が書いた小説でも劇団ひとりなんかだと「こいつ展開や伏線や下げが巧いなぁ」と技術に感心したものだが、田村君の場合、文書は下手なんだけどあったかさがある。  もっと壮絶な内容を期待していたが、一通り貧乏サヴァイヴァル生活を経験した僕に言わせれば「君もやるな」くらいのもの。だけど、思春期にそんな天国と地獄を見たことに意味があるんだろうと思う。 ただ、何でも母親にこじつけてしまうのは「ずるいなぁ」と思う。

boggie999 さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いしかわ

    人生には 自分じゃ想像もつかないような出来事が沢山あって、それはどんなドラマでも見る事が出来ないような不幸の連続だったりする。作りすぎだって思えるほど、不幸にまみれた人生の物語だったけれど私は痛いほどに共感して、自分を重ね合わせ、泣きたくなんてないのに最後には泣いてしまった。多くの人を亡くした人ほど、沢山の苦労を経験した人ほど、きっと幸せなんでしょう?きっと 想像も出来ないほどの多くの人達に幸せを与えられるのでしょう?…そう、信じてみる。

  • 十川×三(とがわばつぞう)

    面白い。昔、アメトークの"貧乏芸人"でダントツでレベルの違う貧乏話をしていたのを思い出す。笑いを全てかっさらっていた。その後、本書の出版、そしてベストセラーの情報を知り、いつか読みたいと思っていて、ようやく読んだ。想像していたよりも深みのある良い作品。信じ難いくらいに良い人達との縁。▼田村兄と姉、幸せになっていて欲しい。

  • Willie the Wildcat

    人生の山谷。苦しいときだからこそ垣間見る”本質”。特に、人の本質は、時に残酷・・・。思春期でもあり、記載以上に心の葛藤があったと推察。故に、「よしや一家」の物心両面での支えが心に響く。著者の舞台は観たことはないが、ネタは人を傷つけることのない笑いという気がする。(実話なんだろうけど)流石に「10キロ女」には思わず笑いました・・・。

  • 小木ハム

    一度この本を開けば『麒麟のイイ声じゃない方の人』という認識は改めることになる。人は本当の貧困に遭遇すると、やさぐれ、狂暴になり、世間を恨む。彼が道を踏み外さなかったのは、亡くなった母の愛情、母を悲しませてはいけないという想い、バイト代を全て生活費に回してくれた兄、親代わりに叱ってくれる姉、学校の恩師、友人、近所の大人達、関与する全ての人の存在が大きい。『お湯』に感動できる幸せのハードルが低い人生、素直に良いなと思います。満腹中枢を満たすための涙ぐましい努力『味の向こう側』は経験者ならではの重みがある。

  • やっちゃん

    ツッコミどころは満載なんだけど、すごい人生経験している。まさに千尋の谷へ突き落とす親父さん。子供を自立させるには1番手っ取り早いけどあまりに無慈悲。お腹いっぱい食べるシーンがとても良かった。

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