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6+1の不思議

Hiroshi Saito

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065322352
ISBN 10 : 4065322359
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

不思議な硬貨で無限に遊べる神社のお祭り。学校を休みがちだった男の子の家にやってきた、不思議な少年。バスでよく会うおばあさん。押していないのに鳴ったナースコール。お寺をのぞいたときに見てしまった先生の秘密。年をとらない劇団俳優。消えたリコーダーの謎。50年ぶりに集まった同級生6人が体験した、子どものときの不思議な話。

【著者紹介】
斉藤洋 : 1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、『ルドルフとイッパイアッテナ』『ペンギンハウスのメリークリスマス』で路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Roko

    50年以上前の小学校の同級生の発案で、「子どもの頃に体験した、ちょっと不思議な話」を集めることになりました。 6人の話の中に、わたしにとっても「ああ、そういうことあったなぁ」ということがいろいろと出てきました。木造校舎が建て替えられて鉄筋コンクリートの校舎になったこと。あの頃は学習塾へ行く子よりも算盤や習字を習ってた子の方が多かったこと。転校生がやって来たこと。新幹線が開通したこと。わたしも亀を飼っていたことなんかもね。

  • ふう

    子育て中よく読み聞かせた斉藤洋さん。だけど、これはちょっと思わせぶりな表現が好きになれなかった。

  • もえ

    新刊の児童書。還暦を過ぎた作家のわたしのところに、同級生から電話がかかり、小学生の頃に体験した不思議なことを話して本にしようということになる。語り手は6人。6+1の+1は作家のわたしのこと。6つの物語には、どれもこの世のものではないような不思議な人たちが出てくる。還暦を過ぎた人たちの子供の頃の話なので、昭和の懐かしいような風景も沢山出てきて想像しやすかった。中でも「紙飛行機」の話が好き。森田みちよさんの挿絵も物語を盛り上げている。プロローグから繋がるエピローグが2つあって、えっ⁈という驚きと共に終わる。

  • izw

    小学校の同級生から突然電話があって、同級生が集まったといに小学校時代の不思議な話で盛り上がった、その話をするから物語にしてほしいという依頼があった、という想定。6人の話を聞き、それぞれの口調を残した文体で語られる6つの話に、自分の不思議体験を付け加えている。小学生の日常に潜む不思議な体験を書くには、50年以上も前の話として、記憶が曖昧なまま、どこまで本当か、単なる思い込みか分からないとして語られているところがすごい。70歳を超えてなお斉藤洋の創作力はますます冴えているようである。

  • 遠い日

    「不思議」シリーズ。小学校卒業後50年ぶりに会うことになった6人の同級生。作家のわたしを交えて、あの頃の不思議な話をしあいたいという。作品にまとめてもらってできれば本にしてもらいたいということを持ちかけられた。6人が順に話す不思議体験はありそうでなさそうで、本当に覚えているの?といった印象も否めない。でも、思い込みにせよ当人が未だにあれはなんだったのか?と引きずっているところに意味がある。真相は闇の中。そこがいい。そして、「+1」の「もうひとつのエピローグ」に至って、おやおや⁉︎といった一点が提示される。

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