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かげろうのむこうで 翔の四季 夏

Hiroshi Saito

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784037273705
ISBN 10 : 4037273705
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • モモ

    斉藤洋さんの、少しひんやりとした話。小学生の翔は夏休みに近所の高宮さんの犬を散歩させることになった。翔の友だちの涼は他の人には見えない霊が見える。女の先生の後ろにいるパジャマ姿の男の子の霊を気にしている。何気ない日常のようで時折事件が起き、ジャーマン・シェパードのトリウムと事件を解決していく。少し心に余韻を残す話でした。

  • ワッピー

    読み友さんの感想から。翔は塾に通い、勉強に励むごく普通の小学生だが、なぜか同じマンションに住む女優と知り合いになったり、シェパードのトラウムを散歩させている高宮さんとも仲良くなる。一方、友人の涼は人に見えない何かが「見える」らしい。警察犬になれなかったトラウムの散歩を引き受けることになった翔は街を歩くうちに、それぞれの人間関係が糸がより合わさるように事件に向って織りなされていく。「大人になってから思い出したら、アユはおれの初恋のあいてってことになるんだと思う」という涼の妙に冷めたところに時代の違いを ⇒

  • Roko

    小学生の翔くんは、愛犬トラウムと散歩する高宮さんというおじさんと出会いました。そして夏休みの間、週に2回の散歩を頼まれることになりました。トラウムは時々、翔くんにはわからない何かを見つめていることがあります。仲良しの涼くんは、お化けが見えるらしいのです。そんな風に、自分には見えているけど他人には見えないことが他にもあるのかもしれないと翔くんは気づきます。

  • 杏子

    小学5年の翔は、ふとしたことから犬を連れたおじさん、高宮さんと出会い、飼い犬トラウムの週2回の散歩を頼まれるようになる。見えるものと、見えないもの…そんなことに思いを馳せるようなお話だった。互いに仲のいい両親や同じマンションに住む芸能人、霊が見える友だちとのやりとりの中で、様々なことに思いを巡らす。経験した少し不思議な出来事によって少年は少し成長していったのだろうか。斉藤洋さんの書かれるものは説明するとぼんやり、というかどこが魅力なのか?うまく言えないが、たぶん文体が好みなのだろう。続きがあったら嬉しい。

  • 遠い日

    見える⇆見えないということの狭間で、心揺らす翔のひと夏。見えない=無い、存在しないということではないと、我知らず悟っていく翔は、紡がれていく人間関係から考えを及ぼすクレバーな面がうかがえる。高宮さんとジャーマンシェパードのトラウムとの出会いから、一連の繋がりがするりと出てきた印象。別れがあったのは不意を突かれたかのような切ない経験だった。見ること。感じること。行動すること。翔は心の襞を増やしたみたいだ。

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