Product Details
ISBN 10 : 4569848559
Content Description
「危機は脆弱な部分に破滅をもたらし、脆弱でない部分を焼け太りさせる」「誰かの立場を代弁することは、つねに自己正当化の欲望につながっている」「現代政治は『ユートピア構想無きイデオロギー論争の時代』にある」―。3.11、地方創生、post‐truth、さらには「リベラル」論、アートイベント、コロナ禍まで。ユヴァル・ノア・ハラリやピエール・ブルデューなどの知見も披瀝しながら、社会学的想像力を駆使して盲点を衝く、四年間の論考の集大成。現代社会に存在する盲点の存在を感じ取り、ことの根底にあるものを見通す思考力が身につく一冊。
目次 : 第1章 概念の盲点(「愛と正義」/ 「民衆」 ほか)/ 第2章 社会の盲点(性的なものへの過剰規制/ 「ムラ社会」の駆逐ゲーム ほか)/ 第3章 メディアが生んだ盲点、メディア自体の盲点(「post‐truth」と反知性主義のなかで/ 「世論調整」のテクノロジー ほか)/ 第4章 政治の盲点(小池氏とトランプ氏の共通点/ 「希望の党」とは何だったのか ほか)/ 第5章 3・11の盲点(個人の「気持ち」で支えられる医療福祉体制/ 3・11から六年 福島問題の配置図 ほか)
【著者紹介】
開沼博 : 1984年福島県いわき市生まれ。立命館大学衣笠総合研究機構准教授。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。専攻は社会学。著書に、毎日出版文化賞、エネルギーフォーラム特別賞を受賞した『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
みこ
読了日:2021/04/03
まゆまゆ
読了日:2021/07/19
クリフトン
読了日:2021/07/06
せんじょ
読了日:2021/06/27
hiroshi
読了日:2021/09/24
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .