Product Details
ISBN 10 : 4120050629
Content Description
熊本で、老いた父と呑み込む生卵。カリフォルニアで、娘とつつくパンケーキ。東京で、やっと出会えたあの鰻重。更年期、遠距離介護、夫の看取り。女の人生も後半戦。満身創痍で駆け抜けながら、詩人が「ウマし」と叫んだものは―。詩人として、娘として、母として、太平洋を股にかけ、東奔西走するおばさんのエネルギッシュな食エッセイ。
目次 : ハマる(「にゃーこ」を探せ/ 世田谷のうなぎ ほか)/ 出会う(一人蕎麦屋/ カリフォルニアの無形文化遺産 ほか)/ なつかし(熊本、デコポン/ 熊本、いきなり団子 ほか)/ ニガしマズしウマくなし(食べるな危険/ 機内食、ちょーマズし ほか)/ またハマる(柏餅の季節であるが/ シュープリームなオレンジ ほか)
【著者紹介】
伊藤比呂美 : 1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。性と身体をテーマに80年代の女性詩人ブームをリードし、同時に『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。近年は介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)、お経の現代語訳、更年期の生活をユーモラスに綴ったエッセイなどがある。一貫して「女の生」に寄り添い、独自の文学に昇華する創作姿勢が多くの共感を呼んでいる。熊本と米国・カリフォルニアを拠点とし、往復しながら活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ままこ
読了日:2018/07/07
けんとまん1007
読了日:2018/10/09
よこたん
読了日:2018/05/25
booklight
読了日:2021/05/29
はる
読了日:2020/06/10
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