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世界といまを考える 1 Php文庫

Hirokazu Koreeda

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569763507
ISBN 10 : 4569763502
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
June/2015
Japan

Content Description

「世界とは何か」「現代とはいかなる時代なのか」―。是枝監督が映像に携わる表現者と対話すると、映画やドラマを入口として、テーマは深く豊かな広がりを見せた。対談シリーズの第1巻となる本書では、スパイク・ジョーンズ、リリー・フランキー、山田太一ら12人の映画監督・俳優・脚本家らとともに、作品、家族、そして東日本大震災後のこれからのことについて語り合う。

目次 : 第1章 映画監督と語る(ジャ・ジャンクー インディペンデント映画の地平/ リアリズムと詩情で描かれる人々の営み/ スパイク・ジョーンズ 批評の目を持ちつづけるために/ アトム・エゴヤン 何かを失ったのちの人生/ ミシェル・ゴンドリー 映画はユートピアをつくることができる/ 西川美和 砂田麻美 緩やかに交流する時間と空間)/ 第2章 俳優と語る(ジュリエット・ビノシュ 引き算こそがよりよい足し算に/ リリー・フランキー 描こうと思っている、さらにその先へ/ 伊勢谷友介 映画を撮って少し大人になった)/ 第3章 脚本家と語る(山田太一 ささやかな日常を、丁寧に描くこと/ 井上由美子 作家ではなく、職人でありたい/ 坂元裕二 どこかから借りてきた言葉ではない言葉を)

【著者紹介】
是枝裕和 : 映画監督、テレビディレクター。1962年、東京生まれ。87年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組の演出を手掛ける。2014年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。1995年、初監督映画『幻の光』がヴェネツィア国際映画祭で金オゼッラ賞受賞。2004年、『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)受賞。2013年、『そして父になる』がカンヌ国際映画祭審査員賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おさむ

    現代の家族を描かせたらピカイチの是枝監督の対談集。山田太一や倉本聰、向田邦子、坂元裕二ら私の好きな脚本家を是枝さんも好きと分かり、思わずにんまり。西川美和や砂田麻美ら「分福」の映画監督仲間との対談は互いのリスペクトが感じられました。

  • ぐうぐう

    是枝裕和対談集。映画監督、女優、脚本家が対談相手。監督はもちろんのことだが、役者の演出方法も独特のスタイルを用いる是枝(子役に台本を渡さないことは有名だが、最新作『海街diary』でも、四女役の広瀬すずを同じ手法で演出している)であるゆえ、ジュリエット・ビノシュとの対談は、女優からの是枝演出への解説論のようにも読める。また、自身でシナリオも書く是枝の、山田太一をはじめとする脚本家達へのシンパシーからも、是枝作品を読み解く鍵が多く秘められている。是枝裕和を理解するための、非常に有効な一冊だ。

  • akihiko810/アカウント移行中

    15年刊。是枝監督対談集。対談相手は監督・俳優・脚本家。印象度B+ 読メによると再読らしいが、全然覚えてなかったので楽しめた。脚本家からは山田太一、坂元裕二。監督は西川美和など。 リリー・フランキーとの対談で、「そして父になる」の子役たちの天然さと天才さが語られていて、面白かった。是枝映画といえば子役演出よ。 脚本家の坂元裕二は、あまり映画を見ないそうで意外だった。この十年後に坂元・是枝の一緒の仕事ができるのだが、時間がかかったなと思う。「怪物」はまだ未見なので、見たい

  • 萩元晴彦さん「どんな仕事であれ、クリエイティブな仕事とクリエイティブでない仕事があるわけではない。その仕事をクリエイティブにする人間と、クリエイティブにしない人間がいるのだ」...要するに「どこに属して何をするかではなく、どのようにするかだ!」ってことですね。クリエイティブがゲシュタルト崩壊しそう。この言葉、近頃は一時期より使われなくなった気が。替わりに「生産性」というワードが台頭してきたのは、いいのか悪いのか。

  • たらお

    西川美和との対談が読みたくて手に取るが、実際は西川美和、砂田麻美3人で話をしていた。印象に残るのは「どんな仕事であれクリエイティブな仕事とクリエイティブでない仕事があるわけではない。その仕事をクリエイティブにする人間と、クリエイティブにしない人間がいるのだ。」というもの。一見クリエイティブと思われるテレビ業界のADを経験したときに、そこは志をもっていたとしても結局は言われたこと通りやらなきゃならない創造性を拒絶していくシステムだったことを語り、反面教師として映画界でそれを変えようとする心意気が伝わった。

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