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空飛ぶ広報室

Hiro Arikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344022171
ISBN 10 : 4344022173
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan

Content Description

不慮の事故でP免になった戦闘機パイロット空井大祐29歳が転勤した先は防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室。
待ち受けるのは、ミーハー室長の鷺坂(またの名を詐欺師鷺坂)をはじめ、尻を掻く紅一点のべらんめえ美人・柚木や、鷺坂ファンクラブ1号で「風紀委員by柚木」の槙博己、鷺坂ファンクラブ2号の気儘なオレ様・片山、ベテラン広報官で空井の指導役・比嘉など、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった……。

有川浩、渾身のドラマティック長篇小説。

【著者紹介】
有川浩 (有川ひろ) : 高知県出身。『塩の街』で電撃小説大賞“大賞”を受賞し2004年デビュー。「図書館戦争」シリーズをはじめ著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • にいにい

    久々の有川浩さん。有川さんの自衛隊物は、いいなぁ〜。国防に携わる人間を人として正当に評価している。仕事、恋愛を差別していない。世間の偏見をちゃんと捉え、空幕広報での対応を促している。ドラマを先に観ていたのでそのイメージのまま、ストーリーに入っていけた。公務員の広報下手は、どの組織でも似たり寄ったり。また、マスメディアは、公務員を叩いた方が視聴率や読者を稼げるんだよね。災害時の自衛隊は、凄いけど、自衛隊だけでもない。メディアや社会の公平な評価って難しいね。鷺坂、比嘉をはじめ広報室メンバーのキャラが最高!

  • 扉のこちら側

    初読。2014年53冊め。震災の描写があると聞いて、今日まで手を伸ばせなかった本。あれから三年、長かった。現実の重さに今でも夢じゃないのかと、夢を見てしまうけれど、時間は確かに流れているのだ。プロフェッショナルとして仕事をする痛みと重さ。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    自衛隊の一つの活動への餞(はなむけ)。 3.11以降の災害復旧で活躍した。 そのために出版を1年遅らせたとのこと(P460引用参照) 1 勇猛果敢・支離滅裂 2 はじめてのきかくしょ 3 夏の日のフェスタ 4 要の人々 5 神風、のち、逆風 6 空飛ぶ広報室   あの日の松島   あとがき 自衛隊の活動の一端を、最後の付録で示している。 有川浩ならではの切り口で。 広報に焦点を絞ったのは「ラブコメ今昔」の「広報官,走る!」でもおなじみ。空自の話題は「空の中」でもおなじみ。有川浩の平衡感覚がすごい。

  • 射手座の天使あきちゃん

    筋金入り・折り紙つき・正真正銘の自衛隊好き、凄いです 有川さん!(笑) でも当代随一の人気作家を口説いて自衛隊PR小説を書かせた航空幕僚監部広報室の一佐はもっと凄〜い! 航空幕僚長に抜擢したいですぅ(爆)  えっ、小説の中身ですか? 出だしこそ自衛隊嫌いの女性記者登場で不穏な空気ですが・・・ Very Love ラブ♡ ちょっぴり泣かせて 自衛隊好き一丁あがりぃ!!(笑)

  • もりのくまお

    有川浩、待望の新作。初期の自衛隊3部作以来の本格的な自衛隊小説。自衛隊の広報というほとんど世間一般には知られていない存在をメインに持ってくる作者の視点に驚嘆します。 自衛隊は、とかく航空機だの戦車だの武器・武装が花形になるが、それを自分たちがマスコミを通じて観ることができるのも、支える裏方がいることが基本なんだと知ることができた。 リカの航空自衛隊=空軍発言、こう思っている国民も多いんだろうなぁと改めて思う。

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