Books

物語の種

Hiro Arikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344041110
ISBN 10 : 4344041119
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

読めば心が躍り出す。
ほっこり&胸キュン全十篇の物語!


宝塚オタク、宝塚OGが読んでも沼る!
どこから読んでも面白い!
もはや『沼の種』!
有川先生、あなたは天才ですか?!
――紅ゆずる(女優/元宝塚歌劇団星組トップスター)


第一話 SNSの猫 
SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。
第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 
祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……?
第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え
静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う?
第四話 我らを救い給いしもの
中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。
第五話 ぷっくりおてて
小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。
第六話 Mr.ブルー
ある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。
第七話 百万本の赤い薔薇
ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。
第八話 清く正しく美しく
エステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。
第九話 ゴールデンパイナップル 
祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。
第十話 恥ずかしくて見れない
ある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。


【著者紹介】
有川ひろ : 高知県生まれ。2004年、『塩の街』で電撃小説大賞“大賞”を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    有川 ひろは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。物語の種が発芽して誕生した、10篇の短編集、オススメは、『SNSの猫』&『清く正しく美しく』&『ゴールデンパイナップル』です。何時か宝塚の舞台をLIVEで観てみたいと思っています。 https://www.gentosha.co.jp/book/b14967.html

  • 射手座の天使あきちゃん

    あのコロナウィルスで外出もままならない中、読者から届いた物語の種を有川さんが施肥に水やり、剪定・芽かきと丹精込めて「心ほっこり胸きゅん」小説に仕立てました。 宝塚歌劇団Loveとふるさと高知愛がひしひしと伝わる10短編 読めばステップ軽やかに知らず右手でガッツポーズ! 思わず「♪すみれの花咲くころ…」と口ずさむこと請け合いです! それにしてもMr.ブルーって素敵ですよね(笑)

  • tetsubun1000mg

    コロナの時代にWebマガジンで募集した投稿を「種」として小説にした短編から中編集。 会話や展開するリズムは有川さんらしく読みやすかった。 いろんなネタが有って楽しめるのだが、「Mr.ブルー」は職場の出世競争のトップを走る上司の所長とのWeb会議で非常に「気になる物」を見つけて一気に話が広がっていく。 宝塚ファンと思われるカレンダーの端が映り込んでいたのを見つけて気になってしまい、尋ねてしまったことから始まる。 てっきり上司は女性かと思っていたら青いネクタイピンの話が出てくるし、と思っていると意外な展開。

  • 旅するランナー

    ウイルス野郎がバッコンバッコン跋扈していた時期に、読者から募集した物語の種を、有川ひろさんが芽吹かせた10短編。ガッハガハ爆笑な宝塚ネタ(局部バッキバキまで出てくる)、ディスリと自慢が入り交じる高知ネタ、そして阪急梅田駅構内のミックスジュースまで、少々偏りもありながら、清く正しく美しい物語が展開されます。気分がホッコリホコホコします。ベスト短編は、ど、れ、に、しようかな、天の神様の言う通り、ぷっとこいてぷっとこいてぷっぷっぷ、柿の種(←各地方で様々なバージョンがあるようです)。

  • Karl Heintz Schneider

    「あなたが物語の種を蒔きます。思い出話でも、体験談でも、心に留まったキーワードでも、写真でも。私が蒔かれた種からおはなしを書きます。」著者がネット上でこう呼びかけたところ多くの反響があり実現した物語の種のおはなしのうちの10話をまとめたのが本書。一枚のヤモリの写真から、「リモート会議」というひとことからこれだけの物語を想像できるなんてすごい!第六話「Mr.ブルー」が面白かった。宝塚ファンの女子社員がリモート会議中に切れ者で知られる敏腕上司の背後に見たポスターは・・・。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items