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リバー 上 集英社文庫

Hideo Okuda

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087448207
ISBN 10 : 4087448207
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見された。十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口に、街は騒然となる。かつての容疑者。その取り調べを担当した元刑事。娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。若手新聞記者。犯罪心理学者。新たな容疑者たち。事件を取り巻く人々の思惑が交錯するなか、十年分の苦悩と悔恨は真実を暴き出せるのか―。

【著者紹介】
奥田英朗 : 1959年岐阜県生まれ。雑誌編集者、プランナー、コピーライター、構成作家を経て97年『ウランバーナの森』で作家デビュー。2002年『邪魔』で第4回大藪春彦賞、04年『空中ブランコ』で第131回直木賞、07年『家日和』で第20回柴田錬三郎賞、09年『オリンピックの身代金』で第43回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shun

    群馬県と栃木県を流れる渡良瀬川の河川敷で女性の遺体が発見される。それは10年前の未解決連続殺人事件を彷彿とさせ、刑事たちに緊張が走る。案の定第二の被害者が発見され、両県警を巻き込む重大事件へと発展、リバー案件と呼称される。県をまたぎ震撼させた連続殺人犯は両県警が血眼になって捜査しても中々尻尾をつかませない謎の人物だが、ここで色んな形で事件に関わることになる複数の一般市民というピースも物語の構造を複雑にしている。しかしそれは無駄というわけではなくより重層で面白く、刺激に満ちたミステリとなっているように思う。

  • カブ

    殺人事件が起こる前半は、様々な登場人物の背景がわかるまで混沌としていたが、後半から下巻が楽しみな流になっている。ほとんど一気読み。

  • ぴ〜る

    奥田さんの伊良部シリーズは大好きだけど、やっぱりこの手の話もとても面白い!どんな結末に向かっていくのか楽しみ。下巻へ。

  • ナオ

    ぎゃー。めっちゃ面白い。続きが気になる!!何で下巻買わなかったのか?給料日前で弱気になった自分に腹が立つ。どーせ買うならさー。まーいいけど。十年前の未解決連続殺人事件と酷似した連続殺人事件。かつての容疑者。取り調べを担当した元刑事。被害者の父親。担当刑事。 新聞記者。犯罪心理学者。浮上する新たな容疑者。過去から連なる連続殺人なのか、模倣犯なのか?続きが早く読みたい!!奥田英朗はあのぶっ壊れた精神科医が主人公の作品が真っ先に浮かぶけど、この群像劇、たまりません!!

  • n-cube

    久しぶりの奥田さんの長編です。やはり、面白い。ミステリーではないですね。まさに群像劇。登場人物それぞれの人生を考えると人間ってほんと大変だと思う。今のところ誰にも感情移入できないけど、それが奥田さんの小説。松岡さん以外の被害者が見えないこともあるかなぁ。さて、このまま順調に犯人逮捕となるのでしょうか。順調ではないですね。新たな事件が起こらないことだけ祈って、下巻へ。

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