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ISBN 10 : 4309728790
Content Description
平安末期、貴族社会から武家社会へと向かうきっかけとなった、いわゆる源平合戦と呼ばれる動乱が勃発。武士として初の太政大臣となった平清盛を中心に、平氏一門は栄華を極めるが、悪行を重ね、後白河法皇の謀計を背景に、頼朝や義仲、義経ら源氏によって都を追われる。十七歳の若武者・敦盛の最期、弓の名手・那須与一の活躍、屋島・壇の浦の合戦、そして幼帝・安徳天皇を伴った一門の入水…無常観を基調に描かれた軍記物として、琵琶法師により語り継がれ、後世日本の文学や演劇などに多大な影響を与えた大古典。圧倒的語り口による、類を見ない完全訳。
目次 : 祇園精舎―耳を用い、目を用い/ 殿上闇討―忠盛の未曾有の昇殿/ 鱸―躍り入った神恵/ 禿髪―三百人の童たち/ 吾身栄花―一門、頂点へ/ 祇王―女人往生の一挿話/ 二代后―無理強いの入内劇/ 額打論―大悪僧たち登場する/ 清水寺炎上―そのとき六波羅は/ 東宮立―次なる天皇〔ほか〕
【著者紹介】
古川日出男 : 1966年、福島県生まれ。98年『13』で作家デビュー。2002年『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞および日本SF大賞、06年『LOVE』で三島由紀夫賞、15年『女たち三百人の裏切りの書』で野間文芸新人賞および16年、同作で読売文学賞(小説賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2016/12/13
starbro
読了日:2017/01/04
ケイ
読了日:2019/07/18
こーた
読了日:2017/10/04
さつき
読了日:2017/07/07
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