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二十世紀の音楽 岩波新書

Hidekazu Yoshida

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004140863
ISBN 10 : 4004140862
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan

Content Description

古典音楽からロマン派、印象主義という歴史を経て、十二音音楽、新古典派といった新たな潮流を生み、シェーンベルク、ストラヴィンスキーらが活躍した激動の二十世紀。変化の時を迎えた音楽史を、名文家として知られる稀代の評論家が、「演奏家」「作曲家」「聴衆と社会」という視点から同時代の眼で捉えた。

目次 : 1 演奏家を中心として(あるピアニストの話/ 音楽祭/ 現代音楽祭/ 名人たち)/ 2 作曲家の側から(演奏家から逃れる作曲家/ 十二音の音楽家たち/ 新古典主義の音楽家たち/ ストラヴィンスキーとその折衷派/ 劇音楽と純粋音楽の一元化、その他)/ 3 社會と公衆の側から(社会と音楽/ 公衆と音楽/ 裏からみた音楽祭/ 裏からみた現代音楽祭/ 享受する聴衆から参加する聴衆へ)

【著者紹介】
吉田秀和 : 音楽評論家。1913‐2012年。1936年東京大学文学部仏文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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吉田秀和の著作としてはかなり古いものでは...

投稿日:2021/04/12 (月)

吉田秀和の著作としてはかなり古いものではあります。なにしろ岩波の青飯です。あとがきの日付は1957年。もう60年以上前の本です。いや、そもそもタイトルからしてもう21世紀も20年を過ぎたというのに。それもあって、正直言うと内容的にはその時代を感じさせるものです。が、それ故に、その当時の「現代の音楽」がどう受け止められていたのかを知ることが出来ます。なによりも吉田秀和を読む上で、初期の氏を知る一つの材料として良いものだと思います。これをこの時代に復刻してくれた岩波書店に感謝です。

Verdi さん | 神奈川県 | 不明

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