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愛することができる人は幸せだ 草思社文庫

Hermann Hesse

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794223920
ISBN 10 : 4794223927
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

エッセイ、詩、箴言でつづるヘッセの恋愛論。

目次 : 氷の上で/ 遅すぎる(詩)/ 断章1〜5/ ハンス・ディーアラムの見習い期間/ 断章6〜9/ 大旋風/ 断章10/ 私は女性たちを愛する(詩)/ あの夏の夕べ/ エリーザベト(詩)〔ほか〕

【著者紹介】
ヘルマン・ヘッセ : 1877〜1962年。ドイツ、バーデンヴュルテンベルク州生まれ。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞

フォルカー・ミヒェルス : ドイツの出版社ズーアカンプ社の編集顧問

岡田朝雄 : 1935年東京生まれ。ドイツ文学者。東洋大学名誉教授。日本昆虫協会前副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • テツ

    ヘッセが綴る恋愛論。人はみなそれぞれ異なる人生を歩み誰一人として同じ形を描きはしない。同じように愛することも愛されることも、恋愛もきっとそれぞれの人間がそれぞれの形でオリジナルな快楽や喜びを、辛さや苦しみを生み出している。甘さも苦さも逃げることなく受け止めてそのままに味わい尽くしてこそ恋愛は人生の彩りとなる。愛されることを望むな。ただただ愛する相手への愛を絶やすことなく約束を違えることなく胸に抱き続けなさい。そう。愛することは幸福だ。無色透明で無味乾燥な人生に色と味をこれでもかと塗りたくってくれる。

  • ハイちん

    なんとも感想が書きにくい散文集。自然の風景を鮮やかに描き出す描写力はさすがと思う。著者の恋愛観が伺える、掌編、散文、詩の詰め合わせという感じ。女の人に対する恋愛感情を情熱的に謳っているが、そういえば僕は女の人に対して著者のように情熱的な感情を抱いた覚えがない。周りの女の人を恋愛対象として見れない。恋愛対象として見ないようにする努力が習慣化しているようにも思う。タイトルの通り、愛することができる人はきっと幸せなのだろう。ただ僕にとって人を愛することは少し難易度が高いかもしれない。

  • 加納恭史

    凪良ゆうさん著「星を編む」や桜井識子さんの神仏の話しに、やや消化不足気味で、ホットする馴染みのヘッセさんの愛について和みたいと思った。フォルカー・ミヒェルスが編集した愛についての詩文集「愛することができる人は幸せだ」。内容は、女性への恋と愛、人間愛をテーマとした詩作、短編小説、童話、エッセイなどからの抜粋。短編小説「ハンス・ディーアラムの見習い期間」で、職人気質に賛同するヘッセの仲間意識にまずホットする。ハンスは機械職人の見習いとなる。彼は親方ニクラウスを尊敬する。しかし恋多いマリアに二人は翻弄される。

  • Salsaru

    当時の通信手段やコミュニケーションを考えるとこんなものかと。気恥ずかしくなる若気の話から博愛的なものまで。

  • Yossan

    初めは情熱的な恋愛論かなと思って読んでいましたが、終わりに近づくと、自分を愛する、世界を愛すると言った博愛論的な印象もありました。ヘッセも自身の体験を基に執筆するタイプなのですね。

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