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割れたひづめ

Helen McCloy

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336044440
ISBN 10 : 4336044449
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

そこで眠る者は必ず死ぬという開かずの部屋。不吉な伝説を打ち消すため、くじで選ばれた男がその部屋で寝ずの番をすることになったが、再び事件は起こった…。精神分析医探偵ベイジル・ウィリング博士登場。

【著者紹介】
ヘレン・マクロイ : 1904‐1992。ニューヨークに生まれ、10代の頃から文才を発揮、フランスに留学して、新聞の通信員等をしながら、小説や詩、評論を発表。帰国後書き上げた精神分析学者ベイジル・ウィリングを探偵役としたミステリ第1作「死の舞踏」(1938)は、本格物の佳作として評判を呼んだ。本格ミステリとサスペンスの分野で優れた作品を残し、ミステリ評論でも活躍、短篇の名手でもあった

好野理恵 : 東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホームズ

    正直あまり・・・。物理的なトリックに関してはそれなりに納得できるけどそこに至るまでの心理的な動きに関しては少し疑問。あまり納得ができる感じでは無かったな〜。子供たちの話から事件が起きるまでの展開は結構良かったと思うですけどね。色んなキャラクターが登場してるんですけど少し持てあました感じがあったな〜。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    ポルターガイストが起こったとされる事柄を模倣した直後にポルターガイストらしき現象が。事の真偽を確かめるべく、因縁のある部屋で泊まっていた客は死亡していた。果たしてこれは霊の仕業か?フォーリーの「家族だからと言って愛せる訳がない」という言葉は、子供の出来を反映した愛情の順位付けや虐待などを考えると言い得て妙です。「大人は馬鹿だ」と思い、「自分たちは違う」と勘違いしている脳味噌と自尊心だけが肥大した悪餓鬼にげんなりし、ラストの後味の悪さと言ったらありません。その分、ペイジル夫婦の仲の良さに和ませて戴きました。

  • たち

    開かずの部屋があったり、不気味な鸚哥がいたり、極めつけはポルターガイスト騒ぎの後に殺人が起こるという、一種独特な雰囲気で始まった事件ですが、殺人犯の動機はあまりにも古典的で拍子抜けしました。しかし、そこにこの話の真髄があるのかなあとも思いました。

  • 星落秋風五丈原

    「あたしがやるようにやってごらん、割れ足さん!」翔鴉館(クロウズ・フライト)の住人フランシスの一人娘ルシンダの声に応えてすばやく答えが返ってきた。トントントン。これはルシンダが友達のヴァーニャと組んだ、複雑な思いを抱いていた義母フォリーに対するいたずらのはずだった。ところが、その直後家にいるヴァーニャから電話が。ルシンダは失神する。H・R・F・キーティング名作100選にも選ばれたヘレン・マクロイの後期代表作。

  • 本木英朗

    マクロイ後期の作品。俺は2002年にいちど買って読んだっきりだねえ。今回が2回目だ。やはり初期に比べて『割れたひづめ』やその他後期の作品はサスペンス性が非常に高いのが特徴である。ベイジル・ウェリング夫妻が雪のため一夜の宿を求めた<翔鴉館>において、ポルターガイスト騒ぎの後、くじで選ばれた男がその部屋で寝ずの番をすることになったのだが……というようにして話が進んでいく。1回目のことなんて今は覚えてないので、分からんが2回目も非常に面白かったなあ。やはりマクロイはいいよねえ、うん。

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