Chapter Three

フリー・ソウル〜レア・グルーヴ・ファンから今も絶大な支持を得ているメロウ/ラテン・ソウルの雄 COKE ESCOVEDO の「Make It Sweet」「I Wouldn't Change A Thing」といったクラシックス収録の名作『COKE』のアレンジャーを担い、そのCOKE ESCOVEDO が中心となっていた伝説のラテン・グループ AZTECA のキーボーディストでもあるHERMAN EBERITZSCH が、HE3 PROJECT 名義で70年代前半に残していた未発表音源集。第1弾、第2弾の圧倒的な好評価につき、待望の第3弾が登場。

レア・グルーヴ・ファン垂涎ものの当時の未発表音源発掘。しかもそのクオリティの高さは過去作品で折り紙付き。今回も全盛期である1971から1973年の間に録音された音源を収録。フルートが心地良く響くアーバン・メロウな「Dark Angels」、パーカッションとピアノが流麗な絡みを魅せる「Artesian Wells」、ゴスペル・クワイア的ヴォーカルが黒光りする「This Is The Struggle」、スピリチュアルなイントロから怒涛のハイテンション・ドラミングへとなだれ込むレアグルーヴ真骨頂「Strength」、強烈なドラムブレイクから後光が射すように輝くグルーヴへと誘う「Civilization (alt take)」等々、名演奏を惜しげもなく収録している。

未発表の持つ秘宝的な輝きと、時代を経て熟成されたかのような、重厚なグルーヴ。前述の名盤『COKE』も録音された”MERCURY SOUND STUDIOS WEST”のトラック・シートを配したジャケットも素晴らしい。これぞまさに秘宝である。
（メーカー資料より）