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河合隼雄の こころ 教えることは寄り添うこと

Hayao Kawai

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098373796
ISBN 10 : 4098373793
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2008
Japan

Content Description

おとなと子ども、そしておとな同士が心を通わせるためには、どう接していけばよいのか。“こころ”の第一人者がやさしく解き明かす。「総合教育技術」連載を再録。筆者が遺した「親子で読みたい本リスト」も初掲載。

【著者紹介】
河合隼雄 : 1928年、兵庫県生まれ。1952年、京都大学理学部数学科卒業後、数学教諭として高校に勤める。1962年からチューリッヒのユング研究所で学び、日本人初のユング派分析家の資格を取得。京都大学教育学部教授、日本心理臨床学会理事長、国際日本文化研究センター教授・所長、文化庁長官などを歴任。1995年に紫綬褒章、1997年に朝日賞、2000年に文化功労者。2007年7月他界。享年79(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1.3manen

    「朝の読書で大切なことは、先生も一緒に読むことである」(20頁)。同じ学習活動を通じてしか、子供からの共感も得られない。恩着せがましくするのではなく、注入でもなく、「子どもの育つ力に頼る(略)こどもが力を発揮しやすい状況を適切に準備することが必要」(35頁)とあるが、真のゆとりがないとなかなかできないことである。能力を引き出すのが教育である。力量を高めるには、教師はこうした匙加減を誤ってはならないと思える。M.エンデの『モモ』を推薦しているので読んでみたい(116頁)。数学は零点の試験を避けるのが大変と。

  • ムーミン2号

    「総合教育技術」に2004年4月から2年半にわたり連載された「子どもの心、教師の心」が収められている。河合さんのエッセイなりを読んできた者にとっては今までの氏の主張や考えの再録のようなものなのだが、そうやって何度も何度も氏の考えを聞いていくと、昼行燈ムーミンでも少しずつ胎に落ちてくる。対象が教員なので、そっち向きに書かれているのだけど、子どもに関わる人はもちろん、多くの人に訴求する考え方が示されていると思う。巻末には今江祥智さんの文があるが、これを読むと、河合さんの講演を聞いてみたかったと、残念に思う。

  • art_mr

    家庭の食事をもっと大切にしたい。そして、いつかみんなで時々好きな本の好きなところを朗読できたら良いな。巻末のおすすめ児童書リスト、早速何点か借りた。

  • 侘び寂び侘助

    この著者のようなお考えの教育者の方、大人達はどれほど今の世の中にいるのだろうか。心の中に抱いていても、易きに流れる人間の性にどれだけ抗えるのだろうか、自分にいつも問われているような気がする。

  • オカヤン

    子育て悩み中。河合隼雄さんの言葉は心にスーと入っていきます。「家庭で楽しい食事体験をしている子は大丈夫です」「しつけには、人間関係がいいと、すごくスムーズに進む」「心は教えるものでなく、育てる、育つもの。」まずは自分を見直すところから始めます。反省。。

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