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日本神話の思想 スサノヲ論

Hayao Kawai

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623026722
ISBN 10 : 4623026728
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1996
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    3人の学者が心理学用語、ユング論や神話論、日本古代の歴史も交えてスサノオ論を語るので難解。スサノオのアマテラスに対する行動を大母元型の呪縛、つまり母殺しを行い解放され離脱することと解釈し、父殺しの文化である欧州型との違いを、国の起こりや国民性に触れながら対談していく。それぞれの解釈は、研究者としての立場からも違うが、日本の母性型は共通。日本の神話は現代の若者の問題にあてはめることができ、また国際社会における日本の立場を見直すためにも、神話に再び目を向ける必要があると結論づけられていると、と私は解釈した。

  • 絹恵

    自己完結のウロボロスが深く刻まれたこの国の心の正体は、もうずっと誰もが抱える葛藤との対話でした。神話を手放したのは彼らのほう、心を手放したのは彼らのほう、でもどこにも行かずここにあるのだから、求めたなら取り戻すことが出来るはずです。愛するたびに制約が発生しても、許されなくても、一人きりの思いでは自分を甘やかす毒になるばかりです。

  • しらい

    古典解釈をしてみようと思った、が難しかった。はじめの3学者のそれぞれの考察は、ふむふむと読んで行けたが、対談になるとむむ?と自分の外の分野が多すぎた。いや、面白く読んだんだけれども。

  • うづき

    スサノヲに焦点をあて、日本人と欧米人の違いと、現代日本人の心を探る。といったもの?対談形式の割には読み易いです。メンバーの一人に女性がいて欲しかった。男性だけで日本人男性を語っているので見えていないこともあると思います。

  • naniwoyomu

    おすすめ。 #興味深い #教養 #考えるヒント

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