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心の深みへ 「うつ社会」脱出のために

Hayao Kawai

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062114905
ISBN 10 : 4062114909
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

柳田邦男が河合隼雄に問題をぶつけ、河合隼雄がさらに問題を深める。自分とは、生きるとは、死ぬとは…。両氏が20年かけて深めた「生き方の問題」。対話に耳を傾けるうちに心が癒され生き返る書。

【著者紹介】
河合隼雄 : 1928年、兵庫県に生まれる。京都大学理学部を卒業。臨床心理学者。京都大学名誉教授。スイスのユング研究所に留学後、日本にユング派心理療法を確立した

柳田邦男 : 1936年、栃木県に生まれる。東京大学経済学部を卒業。NHK記者を経て、ノンフィクション作家に。『マッハの恐怖』で第三回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『ガン回廊の朝』で第一回講談社ノンフィクション賞受賞。『犠牲わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンルの確立への貢献で第四三回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さいたまのたぬき

    心理療法の河合さんとノンフィクション作家の柳田さんとの命について深く潜って行くような対談集。科学的ではないけれどその時その人にとっては確実に存在した事実だったというような現在の医療では、切り捨てられている部分についての2人の会話が興味深い。「命」とは?「たましい」とは?など読みながら自分で自分の答えを探していくようなきっかけを与えてくれる1冊です。

  • マーブル

    最近興味を持って手に取っている二人の対談と言う事で、以前より気になっていた著作。全体を読み終えても「うつ」から脱出するためのノウハウ的なものは読み取れなかった。そんなものを期待していたわけではないので、まったく問題はないのだが、中には期待して開く方もいるだろう。  予想と違ってはいても、身になる。そう思っていただけると嬉しいが。基本は同じ方向を向いた、同じような色合いのお二方の対談は、互いに補い合って、広がっていく。

  • きり

    お二人の雑誌での対談集。最初の対談は1985年で、最後の第7章は2002年。それを現代の2025年になり読んで驚愕。さすがにスマホの出現でこんなに世の中が変わるとは言っていないが、心の問題が社会問題になると提示されている。二人の対話は、心理学を中心として、世の中全般へと流れる。西洋流の強い自我ではなく、日本人独自のアイデンティティの創出の必要性。豊かになったからこそ生まれる心の闇。それは、渇望感がないから一心に突き進めないことによる。未来を予測するのは、科学者ではなく、小説やマンガだとも。ホントだね。

  • ^o^っpe

    河合先生の著作を読み落としのないように必死に読んだと言われる柳田さん。深い理解の上での対談だった。どこにあるかわからない「心」とその奥にある「たましい」を感じながら自分だけの物語を生きていこう。みんなスマホ片手にうつむいてる今を、河合先生は何と言ったかなぁ、知りたかった。

  • 貧家ピー

    二人の対談ということで手に取った。河合隼雄の繋がる力を改めて感じた。生きる事とは、死に向かうこと。生きる事は物語を作ること。科学では解決できない問題がたくさんあること。シシリー・ソンダースの名前を初めて聞いたので、著作を読んでみたい。

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