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末期葵 口中医桂助事件帖

Hatsuko Wada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094083859
ISBN 10 : 4094083855
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2009
Japan

Product Description

貞右衛門殺しの容疑で捕らえられた養父・長右衛門。それは、岩田屋勘助の仕組んだ罠だった。岩田屋は自らの権力拡大のため、前の将軍のご落胤である桂助を、次期将軍にして自分の思うがままに動かそうとしていた。養父の命の鍵を握る岩田屋の命じるままに、次期将軍争いを繰り広げる南紀派と一橋派の両領袖の治療にあたった桂助。そして、側用人の岸田が襲われ、叔母とその孫が連れ去られるに至って、桂助は出生の証である“花びら葵”を、岩田屋に差し出すことを決意する。岩田屋の野望は達せられたかに見えた……。長年の因縁に決着が付く、シリーズ第8弾!

Content Description

貞右衛門殺しの容疑で捕らえられた義父・長右衛門。それは、岩田屋勘助の仕組んだ罠だった。岩田屋は自らの権力拡大のため、前の将軍のご落胤である桂助を、次期将軍にして自分の思うがままに動かそうとしていた。義父の命の鍵を握る岩田屋の命じるままに、次期将軍争いを繰り広げる南紀派と一橋派の両領袖の治療にあたった桂助。そして、側用人の岸田が襲われ、叔母とその孫が連れ去られるに至って、桂助は出生の証である“花びら葵”を、岩田屋に差し出すことを決意する。岩田屋の野望は達せられたかに見えた…。長年の因縁に決着が付く、シリーズ第八弾。

【著者紹介】
和田はつ子 : 東京都生まれ。日本女子大大学院修士課程修了。出版社勤務の後、テレビドラマ「お入学」の原作、『よい子できる子に明日はない』で注目される。ミステリー、ホラーの作品を中心に執筆してきたが、現在は時代小説を精力的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • びぃごろ

    【口中医シリーズG】岩田屋の罠に嵌り、殺しの下手人として牢に入れられてしまう長右衛門。特例として揚がり座敷に移れたのは、桂助が岩田屋の頼みをきくと約束したからだ。まず紀州藩主慶福を将軍に押す水野忠央のところへ口中医として鋼次を連れて、次に一橋派の奥州山波家に入歯の作り替えの為に本橋を連れて行く。どちらも難を逃れるが、岸田が斬られ、その叔母と孫が連れ去られると桂助は花びら葵を手に覚悟を決めて岩田屋と会う…この巻でいよいよ決着!いい奴か悪い奴か謎だった部屋住み橋川慶次郎の正体も明かされビックリ(笑)

  • むつき

    ついに岩田屋が…。やっと安心できるわ。 あゝ、すっきり!橋川慶次郎の正体も想像通りだし、今後もレギュラーとして、登場するようなので、楽しみである。

  • Keiko Miura

    とりあえずほっと。橋川さん、これからも関わりそうね。

  • うみろー

    岩田屋の暗躍で次期上様になったからって、言うことを聞かなきゃいいじゃん。偉くなったら簡単に岩田屋を葬れるのでは?なんて真っ直ぐに考えたらいけないのかな?『花びら葵』もさっさと捨ててしまえばいいのにと思っていたのでようやく安堵。このシリーズは好きなんだけど『?』と思うことが多い。私が単純すぎるんだろうか?

  • どら母 学校図書館を考える

    記入漏れ

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