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新・口中医桂助事件帖 志保のバラ 小学館文庫

Hatsuko Wada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094068696
ISBN 10 : 4094068694
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

アメリカで最新の口中医療を学んだ藤屋桂助は、妻の志保、親友の鋼次家族とともに明治の日本に帰ってきた。帰国の船上、乗客の一人が何者かに殺害され、鋼次の妻・美鈴が高熱に倒れるが…。桂助が解き明かした真相とは!“いしゃ・は・くち”に戻った桂助のもとに、旧知の仲間たちが事件の相談もあって相次いで訪れる。痛まない治療のために必要な、麻酔薬の入手が難しいことに悩む桂助。そんな時、将軍職を退いた徳川慶喜が、かつての家臣渋沢栄一を連れて治療にやってくる。東京を舞台に桂助が大活躍する、「口中医桂助事件帖」シリーズ待望の続編が登場!

【著者紹介】
和田はつ子 : 東京都生まれ。出版社勤務の後、作家デビュー。ミステリー、ホラーの作品を中心に執筆後、現在は時代小説を精力的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら

    桂助たちが渡米したところでシリーズが終了したが、一行が明治になって帰国する船の中から新シリーズが始まった。

  • びぃごろ

    【口中医シリーズP】アメリカに渡った二家族のその後が描かれる。仲介業者に託したお金は搾取され、掘立小屋で3年間歯科医院で奴隷働き⁉その苦労話はサラリと流され、本編は日本に向かう船の中での殺人事件に突入。同時に美鈴が重い疱疹にかかり、峠は越えたものの横浜に着いたとたん芳田屋の実家へ大八車で運ばれる。里心が付いたか、両親に甘えるばかりでけむし長屋に帰ろうとしない美鈴。両親も鋼次や桂助に辛く当たりこれは離縁の危機か⁉という展開が一番ヤキモキさせられた。岸田も亡くなる。ラストに慶喜と渋沢栄一の登場はサービス満点。

  • ひさか

    望郷さくら坂、志保のバラ、彼岸花、寒竹の筍、の4つの連作短編。書き下ろし。新シリーズ1作目。通算17作目。アメリカで修行した桂助達のその後のお話。アメリカでの暮らしと帰りの船中での殺人事件の解決を描く、望郷さくら坂のまとめ方が秀逸。続く話で、桂助の健在が確認できて何よりでした。次巻が楽しみです。

  • ふわりん

    あまりに有名な和田はつ子さんの時代小説だけど、私は何か読んでるかなぁくらいの印象。この小説はシリーズだとは知っていたが、「新」なのでここから読んでも大丈夫かなと何となく思ってた。歯科医師の桂助さんがアメリカで修行した帰りの船の中から話が始まった。殺人事件が起こり解決するんだけど、その方法も真相も難しいことは何もなくあっさりしたものだ。以前、桂助さんが大奥に赴き治療する話をアンソロジーで読んだのは面白かった。だけどこれは途中で中弛みがあり、サクサク進まなくて結局後半読まずに返却した。合わなくて残念だった。

  • むつき

    前巻で完結したと思っていたので、図書館でこの本を見つけて、まだ続きがあるなんて、びっくり。早速借りて読みました。後日談として、納得の出来。馴染みの友だちに会うように、またまた読みたくなってしまいます。

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