Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• absinthe

  読了日：2019/03/15

  前作よりも好き。absinthもちょうど小２の娘がいて、原麻希や雪平が大好き。設定は作為的過ぎて、ミステリとしてはどうかと思うが。どこか人間界の俗な世界観とかけ離れた、宇宙は開いてくか閉じてくか、こんなテーマが時折顔を出すのが楽しい。自分もよくこういうテーマで思いにふけるのが好きだから。一見無関係のテーマが、日常を生きる僕らの世界と実は繋がっていた。犯人の説も面白かった。この作品はテレビより小説向きだ。

• イアン

  読了日：2022/06/03

  ★★★★★★★★☆☆舞台化もされた雪平夏見シリーズ第２弾。生後３ヵ月の女児が、母親が目を離した僅かな隙を突いて誘拐される。具体的な要求をしない犯人と証言が揺れる母親。やがて女児の衣服が遺された山中から恐ろしいモノが発見され…。前作以上に躍動感があり、あっという間に読み終えた。「被害者が最期に見たもの」を再現する雪平の儀式がちゃんと実を結んだのにも驚いた。奇を衒ったような場面展開の斬新さは脚本家出身の著者ならではだが、巻頭の「登場人物」が23人もいるわりに約半数がほぼエキストラの役割しかなかったのが惜しい。

• ALATA

  読了日：2022/04/23

  生後3ヶ月の娘が誘拐された事件に挑む雪平夏見。「人生で確かなものは一つしかない。いつか、死ぬことだ」容疑者のアンフェアな言動に事件は混迷を深めるが、公開捜査あたりからスピード感が増してサクサク読了。安藤とのコンビもクールに決めるあたりがかっこいい。★4※読んでる間ずっと篠原涼子さんをイメージしていた。映画同様、おもしろかった。

• 吉田あや

  読了日：2019/08/12

  生後三か月の赤ちゃんが誘拐された。筋が読めてしまったり、少し強引な展開はあるけれども、まさにドラマを見るように流れるような映像的展開は面白かった。まだあまり活躍の場はないものの、矢張り安藤が生きているというのは凄く嬉しい。元旦那さんである佐藤さんもチラリと登場して、ドラマとは設定の違いが新鮮でこれからどう関わってくるのか楽しみ。小説では全10作が予定されているらしく既刊は5冊。後5冊、是非雪平の物語の結末まで刊行してほしい！

• ミエル

  読了日：2019/03/24

  軽すぎる。でも面白い。大人向けラノベだと思えば良いのだろう。よく出来たシリーズだと思う。雪平を始め、キャラの固まった登場人物達がスピーディに動き回る様は、箸休め読書に最適。それにしてもドラマの印象が強いせいか、安藤が健在なのが不思議。パラレルワールドみたい。

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