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回転木馬のデッド・ヒ-ト

Haruki Murakami

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062018395
ISBN 10 : 406201839X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1985
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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「プールサイド」を含む短編集、谷崎潤一郎...

投稿日:2021/04/10 (土)

「プールサイド」を含む短編集、谷崎潤一郎賞を獲得。 プール サイドの一節「35歳の春にして彼は人生の折りかえし点を曲がろうと決心した」が当時ココロに刺さる。 人生70年と決めれば折り返しは35歳、折り返しとなれば生き方も変わるはず、いや変えないと。 他にも、ドイツの半ズボン・レーダーホーゼンを買うことをキッカケに別れてしまう夫婦の話「レーダーホーゼン」もあり、そこそこ年が行ってから読み返すのがオススメ

3rdwind さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    “無力感”の本質は、“我々は何処にも行けない”から。なぜか?「我々はメリーゴーランドの馬のようなもの」。つまり、故に何処にも行けないし、降りることも乗り換えることもできない、誰をも抜かないし、誰にも抜かれない。だからこそ、“事実”というのは奇妙にそして不自然に映る、のではないか。もう頭の中はグルングルンです。

  • 再び読書

    村上作品の最初に読んだ一冊。今思えばこれでよく村上主義者になったなと思うほど、特にインパクトは無かった。あえて言えばタイトルは印象的だ。内容は多分当時はハードボイルドに感じられたのだと思う。ただ最初に読んだ村上作品を再読して、やはり彼の作品だと強く感じる。

  • らー

    事実は小説より奇なり。その事実をここまで小説として書けるのは、さすがに作家であり、そして何より、受け止め方が凡人ではないのですね。どの短編にも景色がしっかり浮かびあがって、時代としてはかなり前の作品ながら、色あせることはないです。

  • まるよし

    以前文庫で読んだのだが今回単行本を見つけたので買い直して再読。とても抽象的で、結末の予測できないストーリーばかり(予測する意味はないし、予測が当たる必要もないが)。村上春樹らしい言い回しを堪能するための本。1985年の発表とは思えない、時代を感じさせない新鮮さが、たぶんに感じられる作品群です。

  • nemuro

    近頃気が付いたのですが、村上春樹の本は、かなり読んでいたつもりで、案外読んでいなかったこと。本書もご多分に漏れず、見事に未読。表題作をはじめ9作が収録されていて、まずまず面白かったのは、「タクシーに乗った男」と「野球場」。で、なるほど!と思ったのが表題作のラストの「それはメリー・ゴーラウンドに似ている。・・・誰をも抜かないし、誰にも抜かれない。」といったあたりでしょうか。

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