Books

ダンス・ダンス・ダンス 上

Haruki Murakami

User Review :4.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062041225
ISBN 10 : 4062041227
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1988
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
『羊をめぐる冒険』から4年たった札幌の街...

投稿日:2021/04/10 (土)

『羊をめぐる冒険』から4年たった札幌の街を舞台に、「僕」の冒険が始まる、ダンス・ダンス・ダンス。 ガールフレンドの喪失、羊男の再登場、登場人物たちが過去の作品(3部作)との継続性を与えてくれる。 喪失感、空虚、再生がファンタジーなストーリーで描かれている。 音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ(中略)意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。

3rdwind さん | 東京都 | 不明

0
★
★
★
★
☆
村上春樹の初期三部作『風の歌を聴け』『19...

投稿日:2021/03/06 (土)

村上春樹の初期三部作『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』に登場した「僕」の最終章となった作品。ストーリーの根底には資本主義社会への批判があるが、この小説が出版されたのがバブル景気真っ最中の1988年であったことは見逃せない。バカ騒ぎのような当時の状況を一歩引いた目で見ていた村上春樹の冷静さはきちんと評価されるべき。

タカノブ さん | 神奈川県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 再び読書

    再読、やはり羊をめぐる冒険の続編らしく、上巻にはミステリアスな雰囲気が漂う。経営が変わってしまったドルフィン・ホテルに再度引き寄せられるぼくは、ホテルの従業員の女性と親しくなり、彼女の依頼でユキが東京に帰る事に立ち会う事になる。また、北海道で見た五反田君にキキを探す手がかりを掴むために再会を果たす。お互い気が合う?ことを確認した彼はメイと出会う。そのメイが殺されてしまう。その事により、彼は警察に尋問を受け、図らずもユキの父親に解放の手助けをしてもらい、まだ解き明かされていない糸をほぐしに進んで行くはず!

  • 鴨ミール

    再読。何度読んでもあきない。

  • meg

    何度も読む。何度もうなずいたり、何度も哀しくなったり。人生のようだ!村上春樹の世界観はやはりいいものがある。

  • みなみ

    久しぶりに訪れたいるかホテルは、名前は同じなのに全く別のホテルになっていたところから始まる不思議な物語。「この問題はもうぴったりと蓋をされてしまっている」という表現が村上春樹らしい。「人間って不思議だよ。一瞬で年を取るんだね…僕は昔は人間というものは一年一年順番に年をとっていくんだと思ってた」という台詞が印象的。

  • さこちゃん

    何年たって読んでも色褪せない言葉、文章、物語。謎めいて何がしかの問題を抱えている人達。誰にでも感情移入できる不思議。ありえない話だけど、ひょっとしたらと思わせる不思議。読んでいて、ときめきと安らぎを感じ、またここに帰ってきたなって感覚。随分前に廃業した本屋さんの栞が出てきて、32年前を懐かしんだ。ゆっくり下巻へ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items