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カンガルー日和

Haruki Murakami

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582826852
ISBN 10 : 4582826857
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1983
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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佐々木マキさんのイラスト、ワクワクするタ...

投稿日:2021/04/11 (日)

佐々木マキさんのイラスト、ワクワクするタイトルがたくさんの短編集。 「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」なんて、すごく気になります。 「スパゲティーの年に」はスパゲティーを茹でる話なのに、残るのは何か孤独でストイックな感じ。 ちょっと軽いテイストだけど、初期の村上短編らしいワードや意味がぎっしり。手に取りやすい一冊ですよ。

3rdwind さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 再び読書

    再読、図書間綺譚が結構ハードな物語で長編になりそうな感じがして面白かった。佐々木マキ氏のイラストだけをパラパラ眺めても楽しかった。全体的には色々な作品があって面白かった。村上氏の作品には共通して良くも悪くも人物の息づかいが感じられない。読み物でありながら、小洒落たBGMの様な感じが、村上氏の短編には感じる事が多い。

  • 踊る猫

    想像力が自由に閃く。奇想が静かに展開される。特にこれといって劇的なドラマは起きない、「ヤマなしオチなしイミなし」なストーリーたちはしかし、村上春樹という稀代のペテン師の筆に掛かれば「これってマジ?」という、生々しいと言うのとも違う変な説得力のあるものとして迫り出して来るから不思議だ。あり得ないことをあり得るように描く、というのではない。あり得ないことをあり得ないように描く。さながら白昼夢の記録のように。百閧ベースに片岡義男が憑依して書いたかのような、クールでワイルドな夢日記のような小粋な短編集だと思った

  • Our Homeisland

    まだ読んでいない村上作品を見つけて読めるのは本当に幸せなことです。二番目の短編集ということのようです。表題作の1作目から面白かったですし、いろいろなタイプの短編がこれでもか、と連発で出てきました。ただ、もう村上春樹短編の面白いのは十分に知ってしまっている後なので、「こんなに面白いのか!」という驚きはあまりありませんでした。図書館奇譚は、先に単行本絵本版(新潮社)を読んでいました。

  • きつねこ

    とても若かった時に読んだ村上さん+佐々木マキさん。すてきな正方形近い形できちんとゴツメのセロファン紙に包まれ、さらに箱に入っているという、昔ながらの美しい体裁に守られています。気取って買ったんだろうねえ。

  • ジュンコ

    今日は村上春樹の気分だったから。「カンガルー日和」日和。堪能。

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