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10人の英傑が「この国」を変えた 大転換の日本史

Haruaki Deguchi

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569858739
ISBN 10 : 4569858732
Format
Books
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

今の日本を作りあげたのは誰か。知の巨人・出口治明が最新研究を踏まえて選んだ、蘇我馬子から吉田茂までの10人を語る興奮の一冊。

【著者紹介】
出口治明 : 立命館アジア太平洋大学(APU)名誉教授・学長特命補佐。ライフネット生命創業者。1948年三重県生まれ。京都大学法学部卒業後日本生命に入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月ライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年〜2023年APU学長。2024年1月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    博覧強記の出口さんが選んだ日本史の英傑十名を中心に、「この国」の転換期の歴史が生き生きと語られる。選ばれたのは、蘇我馬子/持統天皇/藤原良房/白河法皇/平清盛/足利義満/織田信長/阿部正弘/大久保利通/吉田茂。清盛/義満/信長/大久保/吉田の五名は無条件に納得だが、残りの五人の人選は捻っている。なぜ藤原不比等ではなく蘇我馬子なのか、江戸時代で一人上げると阿部正弘なのかと訝りつつ読むも、出口さんの意図は十分に理解できた。更に、摂関政治を切り拓いた人物として藤原良房の人選はなるほどと思うが、白河法皇は……。

  • すうさん

    出口治明さんの479ページ2,640円の第一版を購入。エポックメーキングな人物、蘇我馬子、持統天皇、藤原良房、白川法皇、平清盛、足利義満、織田信長、阿部正弘、大久保利通、吉田茂が日本の歴史にとってどんな意味があったのか解説。ある意味歴史の通史のように日本史に一本の心棒を通してくれた。歴史の転換とはその時代の常識慣例ではなくある特定の人物が新たな道を通したこと。その道は光となり後世まで大きな影響を与えた。本当の意味で歴史に名を残すということである。今後の未来を予測する鍵はこの本にあるといっても過言ではない。

  • ine

    今日の文明や歴史は、英傑たちのグランドデザイン創出の積み重ねであることを実感。歴史の転換とは自然発生的なものではなく、開明的な人物が転換させてきました。本作に登場する10人はリアリズムに基づく冷静な観察眼で日本を転換した英傑。最も明快に感じるのは、平清盛と源頼朝の対比。清盛は交易や貨幣経済に着目した創業の人なのに対し、頼朝は清盛の描いたグランドデザインを設計図を損なわずに実現した大企業の社長的な施政の人。内乱など国難期に、タイミングよく清盛のような革新的な英傑が出現したのは、時代の要求だったからなのかも。

  • モビエイト

    蘇我馬子から吉田茂まで、そこまで影響力があったとはと思う人もいたので、これからその人物の本も読んでいこうと思いました。

  • Yasuhiko

    蘇我馬子から吉田茂まで、日本史の転換期に活躍した10人を選んだ一冊。著者の歴史観には今回も納得させられる場面が多い。 鎌倉幕府の成立も、実は平清盛が描いたグランドデザインがあったからこそ。同じことは織田信長から豊臣・徳川政権にも言える(もっとも信長も三好長慶の政策を踏襲している)。 幕末では、開国を決断し富国強兵を進めた阿部正弘を最も高く評価。その方針は明治政府に引き継がれた。 最後に吉田茂。彼の日米重視、軽武装、経済優先の姿勢は戦後の発展につながり、今も日本に受け継がれている。

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