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座右の書「貞観政要」 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」 角川新書

Haruaki Deguchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040823515
ISBN 10 : 4040823516
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan

Content Description

稀代の読書家が、自らの座右の書をやさしく、深く解説!『貞観政要』は中国史上もっとも国内が治まった「貞観」(627〜649年)の時代に、ときの皇帝・太宗と臣下たちが行った政治の要諦(政要)がまとめられた書物。北条政子、徳川家康、明治天皇も愛読しており、「時代を超えた普遍のリーダーシップ」が凝縮されている。

目次 : 序章 「世界最高のリーダー論」はどうして生まれたか―ものごとの「背景」を押さえる/ 第1章 リーダーは「器」を大きくしようとせずに、中身を捨てなさい―「権限の感覚」と「秩序の感覚」/ 第2章 「部下の小言を聞き続ける」という能力―「諌言」の重要性を知る/ 第3章 「いい決断」ができる人は、頭の中に「時間軸」がある―「謙虚に思考」し、「正しく行動」する/ 第4章 「思いつきの指示」は部下に必ず見抜かれる―「信」と「誠」がある人が人を動かす/ 第5章 伝家の宝刀は「抜かない」ほうが怖い―「チームの仕事」の重要なルール/ 第6章 有終の美は「自分」にかかっている―ビジネスを「継続」していくために

【著者紹介】
出口治明 : 1948年、三重県生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1972年、京都大学法学部を卒業後、日本生命保険相互会社に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当。生命保険協会の財務企画専門委員会初代委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て同社を退職。その後、東京大学総長室アドバイザー、早稲田大学大学院講師などを務める。2006年にネットライフ企画株式会社設立、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命保険株式会社に社名を変更。2012年3月15日に東証マザーズに上場。2018年1月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひろき@巨人の肩

    唐二代皇帝の李世民・太宗が明君の要諦をまとめた『貞観政要』を出口さんが解説する本書。マネジャー必読のリーダー論と納得。自分の理想とするリーダー像とも合致した。特に勉強になったのは「理想を演じ続けた人が本物になる」「部下の小言(諫言)を聞き続ける重要性を知る」「有能なかつての敵を側近として登用する」の3つ。ここまで組織に忠義を尽くして、機能としてマネジメントに徹する胆力は、まだ自分は身に着けられていないと感じた。

  • esop

    ライフネット生命の創業者、出口さんによる著作。 膨大な知識量の出口さんが座右の書にしているのが貞観政要である。 唐の2代目皇帝、太宗李世民によるリーダー論が詰まった名著を、出口さんの言葉でわかりやすく綴られる。 3つの鏡(自分の表情や状況、歴史、第三者による厳しい意見を知る)をもつことはリーダーには不可欠らしい。 目から鱗は ・リーダーは自分にとって都合の悪いことを言ってくれる部下をそばに置くべきこと(魏徴のような) ・初心を忘れないこと ・部下の叱責は×感情論○信賞必罰 ・人は適材適所に配置すること

  • けやき

    リーダー論。諫言してくれる人の重要性がよく分かった。

  • ワッピー

    出口氏の「貞観政要」ガイド。ご自分の経験に照らし合わせて、平明に書かれた組織論・リーダー論です。自分の器の程度や自らの弱さを自覚していたからこそ、ここまで徹底して部下に諫言させる仕組みに拘り、自ら諫言の督促までした太宗の人間的魅力も伝わってきます。トップと言えど、一人の人間、一人分の器などたかが知れていて、その器以上に組織が大きくなることはないと喝破、いっそ新しいものを入れらるようにトップは自らを空にしてしまおうという徹底した役割・機能論も清々しい。歴史に学ぶとはこういうことかと、あらためて納得しました。

  • とある内科医

    出口さんのファンでありながら、通読に随分と時間がかかってしまった。貞観政要にきちんと向き合うのがこわかったというのも理由の一つ。出口さんの考えもバランス良く含まれており、腹落ちすることばかり。リーダーの役割が増えつつある自分は太宗の視点で読んだが、諫言を繰り返す魏徴の立場で読むのも興味深いかも…普通は怒られるはず。能力評価はもっともな発想だが、基準の設定は描かれているのだろうか?出口さんの解説を胸に、講談社学術文庫の全訳へ進んでみる予定。

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