Requiem: G.guerrero / Nashville So & Cho Rivera Martens N.phan Markgraf

ハービソン：レクィエム

1987年にピューリッツァー賞を受賞し、世界的知名度を獲得したアメリカの作曲家ジョン・ハービソン。独特の芸術的信条を持つことで知られ、これまでにも「ヨハネ・パウロ二世即位25周年を記念する和解のコンサート」の作品を委嘱されるなど、宗教音楽の分野でも素晴らしい作品を書いています。
　この『レクィエム』は2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件の直後に着手され、翌年3月に完成しています。ただし、構想自体は早い時期から抱いていたといい、彼自身の様々な体験や音楽的モティーフが取り入れられた多角的な作品として成立しています。オーケストラ、合唱だけでなく、ソロ歌手のパートにも重要な役割が置かれ、全てが混然一体となった爆発的なエネルギーを持つ問題作です。（輸入元情報）

【収録情報】
● ハービソン：レクィエム (2002)

第1部
Introit 入祭唱
Sequence I：Dies ira　続唱 I：怒りの日
Sequence II：Tuba mirum　続唱 II：奇しきラッパの響き
Sequence III：Liber scriptus　続唱 III：書かれた書物が
Sequence IV：Quid sum miser　続唱 IV：なんと哀れな私は
Sequence V：Recordare　続唱 V：思い出したまえ
Sequence VI：Confutatis - Lacrymosa　続唱 VI：呪われたもの - 涙の日

第2部
Offertorium　奉献唱
Sanctus　聖なるかな
Agnus Dei　神の子羊
Lux aeterna　永遠の光
Libera me　主よ 永遠の死から
In paradisum　楽園へ

　ジェシカ・リヴェラ（ソプラノ）
　ミヒャエラ・マルテンス（メゾ・ソプラノ）
　ニコラス・パン（テノール）
　ケリー・マークグラフ（バリトン）
　ナッシュヴィル・シンフォニー合唱団（合唱指揮…タッカー・ビドルコンブ）
　ナッシュヴィル交響楽団
　ジャンカルロ・ゲレーロ（指揮）

　録音時期：2017年5月12,13日
　録音場所：Laura Turner Concert Hall, Schermerhorn Symphony Center, Nashville, TN, USA
　録音方式：ステレオ（デジタル）