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ISBN 10 : 4044003238
Content Description
仏教の膨大な経典を、どこからどう読めば、その本質を探りあてられるのか。スッタニパータやダンマパダなどの原始仏典から、般若心経や法華経など日本でも身近な大乗経典、そして大日経をはじめとする密教経典まで。17の主要経典を取り上げ、現代人が読み、味わい、人生に取り入れるためのエッセンスを丁寧に解き明かしていく。原典研究や現代語訳で知られる仏教学の第一人者らがやさしく誘う、広大なる仏教世界への道案内。
目次 : 1 原始仏教の経典(スッタニパータ―最古の仏典/ ダンマパダ―真理のことば/ ジャータカ―一角仙人伝説をめぐって/ ミリンダ王の問い―インド人とギリシャ人の対論)/ 2 大乗の経典(般若心経―仏教のエッセンス/ 金剛経―あらゆる観念を断つ/ 浄土経典―無量寿経と阿弥陀経/ 法華経―一仏乗と久遠の本仏/ 観音経―観世音による救済/ 維摩経―沈黙と討論/ 勝鬘経―王妃の説法/ 華厳経―無尽荘蔵の世界/ 楞伽経―さとりとぼんのうのたね/ 父母恩重経―はかりしれない親の恩)/ 3 密教の経典(大日経―如実に自心を知る/ 金剛頂経―即身成仏の論理/ 理趣経―愛欲は清浄か)
【著者紹介】
中村元 : 1912年、島根県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東京大学名誉教授、東方学院学院長、比較思想学会名誉会長、学士院会員などを歴任。仏教思想・インド哲学の第一人者。紫綬褒章、文化勲章、勲一等瑞宝章受章。人間ブッダの姿を明らかにするとともに、人類共通の普遍思想を求めて、仏教と西洋思想の比較思想研究を推進。1999年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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