H.r.ウェイクフィールド

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ゴースト・ハント 創元推理文庫

H.r.ウェイクフィールド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488578039
ISBN 10 : 4488578039
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幽霊屋敷訪問の様子を実況するラジオ番組のリポーターが訪れたのは、30人にも及ぶ自殺者を出したという異様な来歴を秘めた邸宅だった…。極限の恐怖を凝縮した代表作「ゴースト・ハント」他、瀟洒な田舎の別荘の怪異譚「暗黒の場所」など本邦初訳作5篇を含む、正統的な英国怪奇小説最後の書き手と謳われる名手・ウェイクフィールドの逸品18篇を集成した、初の文庫版傑作選。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mii22.

    どれもほどよく恐怖を描いている。幽霊屋敷として恐れられている館、過去の残虐な事件、死者による復讐、魔術的な恐怖、悪夢など..。中でも表題作「ゴースト・ハント」の実況中継による恐怖の演出の面白さと「目隠し遊び」の本当に怖かった暗闇の恐怖が特に印象的。その他では「赤い館」「ポーナル教授の見損じ」「最初の一束」「死の勝利」「不死鳥」が好みだった。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    この時、BGMとして聴いていたのがダミアの「暗い日曜日」。「赤い館」から始まる悪意や死が伝染していく、館の怪異ものを主に収録した正統派ゴースト・ストーリー。表題作はラジオからレポーターの次第に気が狂っていくような静かな過程と最後の一言が怖すぎます。「彼の者現れて後立ち去るべし」と「最初の一束」の邪悪な魔術、「ボーナル教授の書き損じ」と「彼の者、詩人なれば」の死者の復讐、「見上げてごらん」は好意的だと思っていた館が悪意を持ったことの恐ろしさ、「通路」の視点変化と、「死の勝利」と「不死鳥」のラストが悍ましい。

  • いりあ

    H. R. Wakefieldの怪奇小説の短篇集。"ゴースト・ハント"や"赤い館"など幽霊屋敷にまつわる話が多かったです。作品は少し古くさい感じがありますが、それでもゾクゾクきました。怪奇の内容は、具体的な内容が書かれておらず、読者の想像に委ねている部分があり、最近の怪奇小説やホラー小説になれていると面白みが感じられないかもしれません。ただ、ゴシックの雰囲気はかなり良いです。これはどう頑張っても真似できないものです。いい意味においても悪い意味においても、古き良き英国の雰囲気を伝えている作品だと思います。

  • ❁Lei❁

    予定のない誕生日、それこそ幽霊のように街を徘徊し、ふと入った書店にて。「ラジオをお聴きの皆さん、ゴースト・ハントの時間がやってまいりました」から始まる表題作に一目惚れしました。幽霊屋敷で実況するラジオホストの精神をじわじわ蝕むように襲いかかる怪奇現象。彼の言葉を聴くしかない読者は、まさに本当のリスナーのように、何が起こっているのかわからない恐怖に震えるしかありません。それなのになぜか惹かれてしまうのは、きっと私も幽霊になりたいから。現実から抜け出したいと思うとき、ホラー小説はうってつけの隠れ家です。

  • 星落秋風五丈原

    誰がいつ遭遇してもおかしくないシチュエーションの「赤い家」「ケルン」は怖かったが、ある特定の相手に対する「恨み晴らします」パターンはそれほど。赤い家が一番怖かった。河やら湖やらに飛び込むシチュエーション多い。

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